■アウトドアグッズで大にぎわい~道の駅とうまでイベント開催
12月14日、道の駅とうまでアウトドアギアのポップアップイベントが行われました。
道の駅を管理するとうま振興公社(石黒康太郎社長)が企画。アウトドア用のグローブやソックスを手頃な価格で提供する他、一口千円の自然環境保護を目的とした寄付と引き換えに、中古のアウトドアウエアやギアが購入できる「アウトドアドネーション」も同時開催。さらに15日までの日程で当麻町、鷹栖町、比布町のふるさと納税返礼品が購入できる販売会も行い、多くの人でにぎわっていました。
■啓発グッズで犯罪被害防止を呼びかけ~宇園別小学校児童が協力
宇園別小学校児童が、旭川東警察署宇園別駐在所による犯罪被害防止の啓発グッズ作成に協力しました。
グッズは、児童が描いた詐欺防止のイラストや「口座や暗証番号は教えない」「それ、本当に大丈夫?」などのメッセージに、カイロやマスクを同封したもの。駐在所が地域の郵便局や学校、保育園などに配布し、犯罪被害防止を呼び掛けました。
■大舞台で競技力アップを~クロスカントリースキー少年団
中体連全道大会クロスカントリー競技に出場する当麻クロスカントリースキー少年団所属の選手が12月30日、当麻町役場を訪れ、村椿哲朗町長、中村欣也教育長に出場報告をしました。
1月10日から名寄市で行われる大会に出場するのは亀山晟史君、佐藤由奈さん(いずれも当麻中2年)、浜頭冬和さん(道教大附属旭川中1年)の3人。亀山君は「全国を見据え、大会まで練習に励みタイムを上げていきたい」と意気込みました。
大会後の1月19日から、佐藤さんと浜頭さんは大韓民国で行われる「第1回日韓中青少年冬季スポーツ交流会」にも参加。二人は「国外の雰囲気を肌で感じ、自身の競技力向上につなげたい」と目を輝かせていました。
(中体連の結果は、クラシカル競技で亀山君が24位、佐藤さんが14位、浜頭さんが19位。フリー競技で亀山君が20位、佐藤さんが10位、浜頭さんが13位)
■ゼロカーボンを目指して~再エネ説明会開催
12月23日、公民館まとまーるホールで「地域と共生した再生可能エネルギー事業に関する理解促進説明会」が行われ、町内外から約80人が参加しました。
地球温暖化などの対策として進められている再生可能エネルギー(太陽光や風力、水力、バイオマスなど自然界に存在するエネルギー)を活用した事業。北海道においても「ゼロカーボン北海道」を掲げ、北海道内の温室効果ガス排出量を2030年度までに48%削減、2050年度までに実質ゼロとする取り組みを進めています。
上川総合振興局が主催した今回の説明会では、昨年4月に改正された再エネ特措法やゼロカーボン北海道の取り組みについて経済産業省および北海道から説明が行われました。
町内に建設計画の民間事業者によるメガソーラー発電所に対し、地域住民が反対署名活動を実施し町へ提出。これと並行して当麻町は独自の「再生可能エネルギー発電設備の設置に関するガイドライン」の策定を進め、昨年10月に施行しています。
「ゼロカーボンシティ」を宣言している当麻町。町民皆さんの安全安心、良好な景観および自然環境との調和を図りながらカーボンニュートラルを目指していきます。
■サプライズで祝いあう~二十歳を祝う会
1月12日、「二十歳を祝う会」が公民館まとまーるで行われ、真新しいスーツや色鮮やかな振袖に身を包んだ46人が参加しました。
式典では、二人が代表し登壇。樋口遼人さんは現在、大学進学により地元を離れていることを報告した上で「故郷に帰ってきて感じるのは人の温かさ。恵まれた環境の中で育ったことに改めて感謝している」と話しました。また現在、海外で勉学に励んでいるという今野愛菜さんは「自然豊かな当麻町で生まれ育ったことに誇りを持ち、ふるさとの未来を支えていく責任感を持ち続けたい」と決意を述べました。
この他に、主催者あいさつで登壇した村椿哲朗町長は、参加者へマイクを手渡し、抱負や決意などをインタビュー。突然振られた参加者は戸惑いながらも、後席で晴れ姿を見守る家族へ対し、日頃の感謝を気恥ずかしそうに伝えていました。来賓代表として登壇した中港勝町議会議長はあいさつ後、村椿町長、中村欣也教育長とともにバンドを従え再登場。演奏でエールを送りました。
式典後の交流会では、参加者自らが企画した催し物を実施。当時の記憶をたどるクイズや恩師のものまね、さらに中学時代の学校祭で漫才を披露したコンビが再結成し、今回のために考えたネタで会場を盛り上げる中、小中学時代の恩師がステージに登場。会場は大きな歓声に包まれました。場内には同席した保護者へ感謝の気持ちとして、自身の出生体重と同じ重さのぬいぐるみを用意していた参加者もおり、予期せぬプレゼントに涙を浮かべ、我が子の成長を喜ぶシーンも見られました。
さまざまなサプライズがあった「二十歳を祝う会」。笑顔にあふれ、ほのぼのとした式典となりました。
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