健康食品やサプリメントは通信販売やドラックストアなどで手軽に手に入るため、日常的に摂取している方も多いのではないでしょうか。しかし、病院で処方された薬と併用している場合、注意が必要です。健康食品やサプリメントは「食品」として分類され、薬ほど強い効果はありませんが、含まれる成分によっては取り方を間違えると健康を害することがあります。
■健康食品やサプリメントの取りすぎは健康トラブルを招く恐れがある!
健康食品やサプリメントの効果を高めたいと、自己判断で大量に取っていませんか?
「天然成分だから安全」「食品だから取っても大丈夫」は誤解で、特定の成分を必要以上にたくさん取ると健康を害する場合があり、特に高齢者は注意が必要です。
例えば、サプリメントを表示量より多く取り続けた結果、腎臓の働きが低下するケースも報告されています。どんなに体に良いとされる成分でも、適量を守ることが大切です。
■薬を飲んでいる方は健康食品で体調に影響を与える可能性がある!
薬の中には特定の食品との飲み合わせが悪いものがあり、食品成分を濃縮した健康食品やサプリメントと併用することで、薬の効果が強くなりすぎたり、逆に効果が弱まることがあります。
こうした思いがけない健康トラブルを防ぐためにも、薬を飲んでいる方は健康食品やサプリメントを取り入れる前に、医師や薬剤師に相談することをおすすめします。
■まとめ~これからも健康に過ごすために
「もっと効果を得たい」などの思いから飲む量を増やすと、効果どころか体に悪い影響が出ることがある
・自己判断で取る量を増やさず、摂取方法や目安量を守る
・体に不調を感じたら、すぐにかかりつけ医に相談をする
・医師に健康食品やサプリメントを取っていることを必ずと伝える
・3度の食事をバランスよく食べることを心掛ける
高齢期に関する健康のこと、介護のこと、生活のことの相談は、お気軽に下記までご相談ください。
詳しくは…当麻町地域包括支援センター保健福祉課介護係
【電話】84-2111
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