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千歳川などの特定都市河川指定に向けて検討を進めています

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北海道恵庭市

■千歳川流域4市2町・北海道・国が連携し千歳川などの特定都市河川指定に向けて検討を進めています
千歳川流域は広大は低平地が広がっているため、洪水時に石狩川の高い水位の影響を約40kmにわたり長時間受けるという他地域にはない治水上の課題を有しています。また、今後の気候変動の影響を踏まえると水害の更なる頻発化・激甚化が懸念されています。
このため、水害に強い地域づくりに向け、流域治水を本格的に実践するための法的枠組みである特定都市河川の指定に向け検討を進めています。
特定都市河川の指定により、河川整備の加速化に加え、流域における雨水流出抑制対策などを推進し、早期に千歳川流域における水害への安全性の向上を図ることが可能となります。

◆特定都市河川指定による水害への安全性の向上
◇堤防整備・河川整備などの加速化
・千歳川本支川の堤防決壊などによる壊滅的な被害の軽減を図ります。
・流域の各地で頻発する内水氾濫に対して、機動性のある排水ポンプ車などを使い、円滑かつ迅速に内水排除を行なうため、必要な進入路、作業ヤードを確保するとともに釜場を整備します。また、堤防整備の完成に合わせ、排水機場の排水規制の緩和などにより、内水被害の軽減を図ります。

◇雨水浸透阻害行為の許可制度
特定都市河川の指定後は、浸水リスクを増やさない対策として、下記に該当する場合などは、北海道知事への申請・許可が必要になります。
・特定都市河川流域内では、面積が1,000平方メートル以上の場合、許可が必要となります。
(既に宅地等の場合、規制対象とならない)
・許可に当たっては、雨水貯留浸透施設の設置が必要となります。

問合せ先:
事業調整課【電話】33-3131内線4511
千歳川流域治水相談窓口(千歳川河川事務所)【電話】24‒1114

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