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[今月の焦点]まちづくり基本条例の見直し

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北海道恵庭市

平成26年に施行し、10年目を迎えた「恵庭市まちづくり基本条例」。この間、社会情勢もさまざまに変化していることから、条例の見直しを進めています。
今月の焦点では、今年2月から実施している市民検討委員会の、現時点の検討状況をお知らせします。
なお、最終的な見直し内容や対応結果は、来年1月の広報でお知らせする予定です。

◆まちづくり基本条例とは
まちづくり基本条例は、「花・水・緑人が支え合う生活都市えにわ」が持続的に発展する指針として、制定されました。条例では、市民・議会・市(行政)がそれぞれの役割と責任を理解し、ともに考えて行動する「協働」によるまちづくりを進めることが定められています。

◆条例の見直し検討を行っています
また条例では、施行後5年を超えない期間ごとに、内容を見直すこととされています。
前回の見直しは平成30年。市民が参画する委員会を設置し、検討を行いました。その結果、内容を見直すべき情勢の変化はないと判断し、条例の内容は変更しませんでした。
しかし、見直し後5年の間に、コロナ禍やデジタル化の推進、少子高齢化による町内会や市民団体での人材不足の加速など、社会情勢は大きく変化してきました。このことも踏まえながら、今回、検討を進めることとなりました。

◆検討の経過
検討にあたり、今年2月より「恵庭市まちづくり基本条例市民検討委員会」を設置。7月までに5回、議論を重ねてきました。委員は、公募市民3名をはじめ、市内団体からの参加者や市職員の計11名で構成。意見交換しやすい雰囲気作りを意識し、グループワーク形式で会議を進めています。
会議でも「協働」を見ることができます。グループワークの進行を務めるのは、市職員ではなく市民。市民ファシリテーターという取り組みで、NPO法人まちづくりスポット恵み野や市民活動センターが開催する講座を受講した市民が、会議の進行や記録を作成します。市民が参加し、積極的に関わることで、いろいろな立場の人が意見を出しやすくなっています。

◆検討の経過
過去5回の検討委員会では「協働のまちづくりが進んでいるか」という観点で、市民活動団体や町内会、子どもの体験活動や市民と職員・議員の協働などについて議論してきました。グループワークで出てきた意見の記録を、写真で紹介します。
※写真は本紙をご覧ください

◆みなさんの意見をお聞かせください
この条例は、市民の皆さん一人一人に関わることから、見直し検討にあたっては広く意見を聞きたいと考えています。そこで左表のとおり、8月25日に「協働のまちづくり意見交換会」を開催します。町内会や地域活動など、協働のまちづくりについて、日頃感じていることを、ぜひお聞かせください

■協働のまちづくり意見交換会
町内会・地域活動などに対して日頃思っていることを話してみませんか?
開催日時:8月25日(金)18:00~19:40
会場:市民会館大会議室
プログラム:
・18:00~18:25〔講話〕恵庭市まちづくり基本条例の制定経緯、他自治体の事例など
(恵庭市まちづくり基本条例市民検討委員会 横山純一委員長(北海学園大学名誉教授))
・18:25~18:35〔今回の見直し経過〕(事務局説明)
・18:35~19:25〔ワールドカフェ〕
カフェのようなリラックスした雰囲気で、テーブルを移動しながら意見交換を行います
(4つのテーマ)
(1)市民活動
(2)町内会
(3)子どもの体験活動
(4)市民と職員・議員の協働
注意点:
・参加者は好きなテーブルに参加
・1テーブル25分×2テーマに参加
要事前申し込み:8月18日(金)までに、本紙掲載のQRコードもしくは申込先まで電話で申し込みください

問合せ・申込先:企画課
【電話】33-3131(内線4701)

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