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北海道恵庭市

■インフルエンサーが恵庭をもっとPR
りこもぐさん(恵庭市出身)

現在インフルエンサー※1として活動している恵庭市出身の「りこもぐ」さん。インスタグラムを中心に、恵庭・千歳・札幌エリアの食の情報を発信中。2022年2月にアカウントを開設し、3月より投稿を開始。当初のフォロワーは友人が中心だったが、発信方法などの工夫を続け、2023年5月にはフォロワー数が1万人を突破。今もなお増え続けており、8月現在で2万9千人となっている。
もともと食べることが好きだったりこもぐさん。インフルエンサーとしての始まりは、お店で食べ物の写真を撮り、インスタグラムに投稿したことだった。趣味として情報を発信してしているうちに、フォローしてくれる人が増えていることに気がついた。
フォロワーが増えることで、発信の意欲が高まり、投稿にちょっとした工夫を加えることに。絵を書くことが好きだったため、写真に文字や絵を手書きして、自分流にアレンジ。オリジナルの文字を情報発信の手段として活用した。また、毎日投稿を続けるなど、発信の工夫を重ねた結果、さらにフォローしてくれる人が増えていった。
自分自身が手掛けたものがフォローしてくれる人の数に繋がっていくことが楽しくなると、より工夫を凝らした発信を模索。動画を投稿する際には音楽を入れてみたり、チャットボット※2を活用して動画に説明を加えていくなど、試行錯誤を繰り返しながら、現在の投稿スタイルを確立してきた。
りこもぐさんは、フォロワーの増加を「自分が見てかわいい、楽しいと思える、最後まで見てもらえる動画にするというところを意識しています。動画の再生する秒数は制限していないのですが、魅力がないと最後までみてもらえないと思い、簡潔にまとめているところも、ウケているところなのかもしれません」と分析している。
こうした発信の工夫を続けた結果、テレビ局から動画使用について依頼が。動画が夕方のニュースで使われたことをきっかけに、徐々に飲食店などから直接、「お店に来て食べ物を撮影し、インスタグラムに投稿してほしい」といった依頼がくるようになる。また最近では、食の枠を超えて、小樽市や北広島市のグランピング併設ホテルなどの宿泊を伴う取材依頼にも対応している。
他市の宿泊取材体験を踏まえて、恵庭市の宿泊施設の魅力についてどう感じているか尋ねると「宿泊施設はありますが、若い人たちはその存在に気が付いていない人が多い印象です。郊外にある恵庭のホテルは景観がよく、とても綺麗。夕食の提供がなくても、市街地へ出かけるタクシー代を負担してくれるのも魅力。市内には温泉やピザ店、おしゃれなカフェなどもあり、食事の組み合わせなどを掛け合わせると、すごい魅力があるまちですよね」と楽しそうに話してくれた。
今後の活動について、「恵庭出身なので、恵庭をもっとPRできるよう、みんなが見て・感じて・行ってみたくなるような投稿を、これからも続けていきたいです」と意気込むりこもぐさん。今後、ますます恵庭を盛り上げてくれることを期待したい

用語解説
※1…世間や人の思考・行動に大きな影響を与える人のこと
※2…人工知能を活用した自動会話プログラム

●りこもぐ
小学校から高校まではバスケットボール部に所属。恵庭市出身のインフルエンサーとしてインスタグラムやTikTok を中心に活動。

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