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[今月の焦点] 完成しました 第3期 恵庭市総合戦略

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北海道恵庭市

■総合計画と総合戦略
恵庭市のまちづくりは、「総合計画」に基づいて行われています。総合計画とは、将来の恵庭市をどのような「まち」にしていくのか、そのためには、誰がどのようなことをしていくのかをまとめたもの。市の福祉や都市計画、環境といったすべての計画の基本となるもので、「まちづくりを進めていくための道しるべ」です。
これに対して「総合戦略」は、総合計画の中でも人口減少の問題に特化。恵庭市が次世代に向けて更なる発展を遂げ、この地で暮らすことに幸せを感じられるまちをつくり、人口減少や少子高齢化が急速に進む社会情勢においても高い持続性を確保するため、短・中期的に取り組むべき施策の基本的方向、具体的な施策をまとめたものです。

■1年前倒しで策定
総合戦略は、平成27年度に第1期を策定。令和2年度には第1期の検証結果をもとに、国の示す新たな視点を盛り込んだ第2期を策定しました。第2期の計画期間は令和6年度まででしたが、本市の独自施策やゼロカーボン、近隣自治体における新たな事業展開との連携などを踏まえ、新たな社会変化にも機動的に対応していくことが必要と判断。作業を1年前倒しし、令和5年度中に「第3期恵庭市総合戦略(計画期間は令和6年度~10年度)」を策定しました。

■見直しにあたって
見直しにあたっては、既存施策の見直し・追加に加え、新たに以下の3項目を盛り込むことについて検討し、事業に取り入れました(表1)。
(1)北海道文教大学地域創造研究センター設立記念フォーラムで提案された、新たなまちづくり施策について
(2)次世代半導体の事業展開に伴う、本市への影響を踏まえた新たな土地利用の検討について
(3)ポストガーデンフェスタの中長期的な取り組みとして、「花のまちづくり」に係る相談・中間支援機能について
また、総合戦略の横断的展開施策の内容を検討する手法として、若手職員の柔軟な発想とアイデアを生かすため、職員有志12人によるプロジェクトチームを編成。計5回の議論を経て、内容を検討しました(表2)。なお、横断的展開施策については概念図で示し、市がどのような施策を関連付けて課題を解決しようとしているのかが、わかりやすく伝わるよう意識しています。

(表1)

(表2)

■魅力あるまちづくりを
恵庭市を取り巻く社会情勢は日々変化しており、年々、そのスピードは早まっています。総合戦略は、新たな流れに乗り遅れることなく、まちづくりの持続性を確保するために、重要な役割を果たします。全文は市ホームページに掲載されていますので、ぜひ一度目を通してみてください。
今後も、市民のみなさんと一緒に、人口減少に負けない魅力あるまちづくりを進めていきます。

問合せ先:企画課
【電話】33-3131(内線2341)

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