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竜巻から身を守る

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北海道愛別町

竜巻は、日本では台風や寒冷前線、低気圧などに伴い季節を問わず全国で発生しています。北海道では、秋の積乱雲が発達しやすい台風シーズンの9月と10月に竜巻の発生確認数が多くなっています。
北海道では、平成18年11月7日に佐呂間町で発生した竜巻により、9名の方が亡くなるという痛ましい災害がありました。上川地方では令和3年10月4日に東川町、東神楽町、旭川市で突風が発生し、電柱の倒壊、住家被害や倒木などの被害がありました。翌年5月23日にも、中富良野町で積乱雲が急激に発達、竜巻が発生し農作物に被害がありましたが、幸い人的被害はありませんでした。
このように、恐ろしい現象である竜巻等の突風から身を守るためには、竜巻等を発生させる積乱雲から離れることが一番です。簡易な小屋や車の中などは大変危険です。真っ黒な雲が近づいてくるのを見つけた場合は、すぐに頑丈な建物の中に避難しましょう。また、家の中にいる場合は、窓を必ず閉め、カーテンを引き、低い階の中心に近いできるだけ安全な部屋に移動しましょう。
気象台では、竜巻などの突風が発生しやすい気象状況が予想された場合、(1)半日から1日前に「気象情報」、(2)数時間前に「雷注意報」、(3)対象地域内で1時間以内に竜巻等の発生する可能性が高まった場合に「竜巻注意情報」というように段階的に気象情報を発表します。朝のテレビやラジオの天気予報で「今日は大気の状態が『非常に』不安定」という言葉を聞いたときには、雷や急な強い雨、竜巻が起きる可能性があることを考え、十分に注意してください。

▽check!
気象庁ホームページ「竜巻発生確度(竜巻発生確度ナウキャスト)」はこちらから
※QRコードは、本紙P.7をご覧ください。

竜巻が発生する可能性が高い領域については、こちらから詳細をご確認ください。

問合せ:旭川地方気象台
【電話】0166-32-7102

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