上川・留萌地方では、朝晩を中心に冷え込み本格的な冬の到来を迎えます。今から7年前の平成28年は冬の訪れが早く、旭川での初雪は10月20日とほぼ平年並みでしたが、「長期積雪」は10月29日と平年より1ヶ月程度早く、11月上旬には30cmを超える積雪となりました。
このように年によっては、急に積雪状態になることもあります。峠や山間部では平地よりも気温が低いため、平地は雨でも峠や山間部では路面が凍結・積雪状態となることがありますので、車で峠を通行する方や山間部にお住いの方は、天気予報や週間天気予報で雪の予報が発表されたときには、車のタイヤ交換など早めに冬の備えを行いましょう。気象台では、峠や山間部で初めて積雪状態になると予想されたとき、平地で初めて積雪状態になると予想されたときには、「雪に関する気象情報」を発表して積雪や路面の凍結による交通障害について注意を呼びかけています。
気象庁ホームページの「今後の雪」では、1時間毎に推定した積雪の深さと降雪量の分布、6時間先までの予測の積雪の深さ、降雪量の分布を見ることができますので、お出かけの際は最新の天気予報や交通情報などと併せてご利用ください。
・旭川の「初雪」の平年値は10月19日
・積雪計で1cm以上を観測した日は、11月4日
・降った雪が融けずに積雪状態が継続する「長期積雪」(根雪)は11月24日
問合せ:旭川地方気象台
【電話】0166-32-7102
▽QRコードは、本紙P.8をご覧ください。
・旭川地方気象台HP
・「今後の雪」
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