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乾燥の季節、「火の取り扱い」に注意!

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北海道愛別町

木々が緑鮮やかとなり、爽やかな季節を迎えました。この時期は、大陸の乾いた空気を持つ高気圧に覆われて晴れる日が多くなることや、気圧配置により南の風が強まることなどから、空気が乾燥する時期です。
また、空気が乾燥することで林野火災も発生しやすくなることから、北海道では、4月10日から5月20日までを「林野火災予防強調期間」に設定しています。道の調べによると、昨年北海道で発生した林野火災は22件で、そのうち約9割にあたる19件が4月から5月に集中しています。出火原因別は、「ごみ焼き」、「不明」が多く、そのほか「たばこ」、「火遊び」、「落雷」、「その他」となっており、林野火災の出火原因は、そのほとんどが人為的な過失によるものと考えられています。
気象台では、空気が乾燥し、火災が発生するおそれがあると予想したときには、「乾燥注意報」を発表して、火の取り扱いに注意を呼びかけます。上川地方では、最小湿度30%以下で実効湿度が60%以下を予想した場合に注意報を発表します。実効湿度とは、木材の乾燥の程度をあらわすもので、50%から60%以下になると火災の危険度が高まります。
また、風の強い日は空気の乾燥が進み、森林等に発生した火災が延焼しやすくなります。山菜採りや散策で山などに入る場合には、最新の防災気象情報を利用し、火の取り扱いには十分注意しましょう。

問合せ:旭川地方気象台
【電話】0166-32-7102
・旭川地方気象台HP
・気象庁HP
※QRコードは、本紙P.5をご覧ください。

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