上川・留萌地方など日本海側の地方では、12月から1月にかけての時期の降雪量が最も多く、年間降雪量のおよそ半分がこの時期の降雪量となります。
大雪に伴う災害は、道路の通行止めをはじめとした交通機関への障害、電線などに雪が積もり電柱の傾斜や電線の切断による停電、雪の重みによる家屋や樹木の損壊など、私たちの生活に大きな影響を及ぼします。また、なだれや屋根からの落雪、雪下ろし作業中の事故なども発生することがあります。
気象台では大雪による災害が予想されたとき、大雪警報や大雪注意報を発表して、皆さんに警戒・注意を呼びかけています。また気象庁ホームページの「今後の雪」では、1時間毎に推定した積雪の深さと降雪量の分布および6時間先までの予測の積雪の深さと降雪量の分布を見ることができます。出かける前に最新の天気予報や気象情報、道路の通行止めやライブカメラなどをテレビ、スマートフォンなどにより確認して行動するよう心掛け、大雪が予想される場合は、予定の変更や出かけるのを控えましょう。
問合せ:旭川地方気象台
【電話】0166-32-7102
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