例年、ホームタンクの老朽化による腐食や落雪の影響による接続部分の破損等により、家庭や事業所に設置されているホームタンクからの油漏れ事故が多く発生しています。特に冬は、暖房器具の取り扱いが増えることから、事故が発生する恐れが高まります。油漏れ事故は、火災発生の危険性があることはもちろん、河川等に流入すると水質汚染や農作物の被害などを引き起こす可能性があります。
本格的な降雪の前に点検を行い、事故を未然に防ぎましょう。
油漏れを発見した場合は、次の点に留意し、速やかに消防署または役場までご連絡ください。
○元栓、コックを閉め、受け皿を置くなど油の流出を止めます。
○油を水で流すと被害が拡大するので、絶対に水で流さないでください。
《チェックポイント》
(1)タンク本体にさびや穴などはありませんか?
(2)燃料ゲージの減りがいつもより早くありませんか?
(3)ストレーナーのひび割れや配管の接続部からの漏れはありませんか?
(4)燃料配管の変形、漏れはありませんか?
(5)脚部は強固に架台に固定されていますか?
(6)土や周辺から灯油の臭いはしませんか?
問い合わせ先:愛別消防署
【電話】6-5509
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