近年、電気火災が増加、特にリチウムイオン電池と充電式電池からの出火が多発しています。
リチウムイオン電池は、小型・軽量・高容量が特長で、スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、携帯型ゲーム機など、様々な製品に使用されていますが、充電中や機器の使用中に出火する事例が増えています。以下のことに十分注意しましょう。
●火災を防ぐために気を付けること
・充電する時は、必ず専用アダプタ・電源コードを使用する。
・自動充電停止機能等がないものは、定められた充電時間を守る。
・長期間使用しない時は、電池残量を半分以上残した状態で保管する。
・高温になる場所に放置しない。
・落下等で大きな衝撃を加えないよう、丁寧に取り扱う。
・性能の落ちた電池を使用しない。
●こんな症状があれば要注意
・リチウムイオン電池が膨らんできた。
・電気機器使用時に異音または異臭がする。
・電気機器の使用時間が短くなった。
・充電が最後までできない。
・充電中に電池が異常に熱くなる。
●万が一出火した時には
電池から煙や火花の飛び散っている時には近寄らず、火花が収まってから消火器や大量の水で消火するとともに119番通報してください。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>