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自治体の皆さまへ

町を守る消防団(3)

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北海道愛別町

■消団防を町が守る
消防団活動を円滑に運営し、地域防災力を高めるためには団員への支援が欠かせません。町では、消防団員が安心して活動できるよう、様々な支援制度や体制を整えています。
また、消防団活動は地域の皆さんの協力なしには成り立ちません。住民一人ひとりの理解と協力があってこそ、地域全体の防災力が向上します。私たちが消防団活動を深く理解するとともに、防災訓練への参加や防災意識を高めることが、消防団員にとって心強い支えとなります。

◇消防団員の報酬

出動報酬、年額報酬は上半期(4月~9月)、下半期(10月~3月)の2期に分けて、上半期分は10月支給、下半期分は次年度の4月にそれぞれ支給しています。

◇消防団活動の支援体制
消防団員が安全かつ効果的に活動を行えるよう必要な装備や設備の整備を進めるとともに、活動をサポートするための様々な支援が行われています。
・各消防団員に、防火衣一式(上下・ヘルメット・防火靴・手袋)、活動服(上下・キャップ)、制服、黒短靴(革靴)、長靴、雨合羽、防寒衣等を支給しています。
・各分団車庫および協和コミュニティセンターには、消防ポンプ自動車(CD-1)が配備されています。
・平成29年に施行された改正道路交通法で準中型自動車免許の区分が新たに設定されたことにより、消防自動車を運転できない団員に向けた免許の取得費用の一部を助成(大雪消防組合愛別消防団自動車運転免許取得補助金制度)しています。

◇消防団協力事業所表示制度
地域防災体制の強化を目的に、消防団活動へ積極的に協力している事業所またはその他の団体に対して社会貢献の証として表示証を交付しています。
現在、愛別町では13事業所が消防団協力事業所として認定されており、そのうち、特に顕著な功績が認められる事業所として2事業所(愛別町役場・有限会社協和農産)が総務省消防庁消防団協力事業所として認定されています。
消防団活動への協力は地域貢献として広く評価され、事業所の信頼性が向上するとともに、事業所の協力により地域防災体制の強化につながります。消防団協力事業所として認定および表示証の交付を受ける場合は、申請が必要となりますので、詳細は広報紙P.7掲載の二次元コードからご確認ください。

◇愛別消防団長 柴田 充則 さん
消防団に入団したのは今から36年前、農家をするために町外から愛別へ戻った際、地域の方から勧められたことがきっかけでした。年齢と共に体力的な厳しさを感じることも増えてきましたが、長年消防団員として活動を続けてきましたので、最後まで地域のためにという思いで、今年の春に団長を拝命いたしました。
現在、愛別町では人口減少に伴い、消防団への入団者が少なくなってきておりますが、若い世代の皆さんにはぜひ積極的に消防団活動に参加していただき、一緒にこれからの愛別を支えていければと願っています。
そして、消防団が町の安心・安全を守るためには、行政や町民の皆さんの理解と支援が欠かせません。今後ともご協力をよろしくお願いいたします。

◇消防団員募集
消防団活動に興味がある方や入団を希望する方は、ぜひ愛別消防署までご連絡ください!
対象:18歳以上の健康な方で、愛別町に在住または勤務されている方。
身分:非常勤特別職の地方公務員

*火災や風水害などの災害発生時には、消防団員の力が必要不可欠です。一緒に愛別町の安心と安全を守りましょう。
(愛別消防署 西畑消防士)

問い合わせ先:愛別消防署
【電話】6-5509

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