雪による事故によって毎年多くの犠牲者が出ており、その原因のうち約8割は、除雪作業中の事故によるものです。これらは、自宅など建物の屋根の雪下ろし中に転落してしまったり、屋根からの落雪によるものなど、特に高齢者が1人で作業をしている時に事故が多く発生しています。また、除雪作業に対する慣れや過信、油断が多くの事故を招いています。除雪作業を行う際は、次のことに気を付けて、事故防止を心掛けてください。
《命を守る除雪中の事故防止10箇条》
(1)作業は家族、隣近所にも声を掛けて2人以上で行う。
(2)低い屋根でも油断は禁物。
(3)建物の周りには雪を残した状態で雪下ろしをする。
(4)作業開始直後と疲れた時は特に慎重に。
(5)晴れの日ほど、屋根の雪がゆるんでいるので要注意。
(6)面倒でも命綱とヘルメットを着用する。
(7)はしごはしっかり固定し、足元は滑らないようにする。
(8)除雪機、命綱などの用具は、こまめに手入れや点検をする。
(9)除雪機の雪詰まりの除去は、エンジンを切てから行う。
(10)作業する際は、携帯電話を忘れずに。
問い合わせ先:愛別消防署
【電話】6-5509
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