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nice(ナイス)な人(ひと)見つけちゃいました!今月のいいね Vol.47

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北海道新ひだか町

ジャスワント・シンさん(33才)インド出身
6年前に来日し、町内の軽種馬牧場で働きながら、行政手続きやワクチン接種手続きなどの際に、ヒンディー語を母語とする友人、知人などへの日本語の通訳ボランティアを行っています。

■通訳を始めたきっかけ
4年くらい前に、役場の窓口で、私の家族や親族が、職員の方と言葉が通じず困っていたため、後日、私が付き添い通訳をしたことがきっかけです。同郷の友人や知人のほか、日本人の友人など、互いに言語が異なって話が通じない人の間に立ち、これまでに約100人ほどの手助けをしました。

■家族愛の気持ちです。
インドには、困っている人がいるとみんなで助け合うという家族愛のような文化や風習があります。
今では支障なく日常会話を話せるようになりましたが、当初は全く言葉が分からず、とても苦労しました。言葉が伝わらない辛さは、よく分かります。
通訳は、私自身も日本語の勉強になるのでやりがいを感じています。また、みんなに「ありがとう」、「助かった」と言われると素直にうれしいです。

■日本語はどうやって勉強したの?
牧場で働いている日本人の方と、話して、話して、話しまくり勉強しました。カタカナは分かりやすいですが、ひらがなと漢字は、少し難しいです。

▽人柄や活動について
知人の中橋 渡(わたる)さん-静内旭町
軽種馬農協に長く勤めていたこともあり、仕事を通じて知り合いとなり、外国人対応に困っていた役場職員の方へ日本語とヒンディー語に堪能な通訳者として紹介しました。彼は、人柄が良く、誰からも慕われる性格の持ち主です。また日本のマナーも知っています。みんなが助かることなので、これからも続けて行ってほしいです。

■翻訳機があると助かります。
インド人でも出身地によっては、ヒンディー語が全く分からない方もいます。そんな中、さまざまな窓口で、いろいろな言葉に対応しているAI翻訳機が使われるようになり、本当に助かっています。

■今後について
家族4人でこれからも新ひだか町に住み続けたいです。

◆ジャスワントさん ヒンディー語クイズ4問
どういう意味でしょうか?

【インド】
首都ニューデリー。14億人を超える世界第2位の人口を抱える大国で、その経済規模は世界第5位に達しています。
連邦公用語はヒンディー語の他に憲法で公認されている州の言語が21言語あり、1つの国ですが実にさまざまな言葉が話されています。

◆ヒンディー語クイズの答え
(1)こんにちは
(2)ありがとう
(3)ありがとう(あぁ、すみません-謙虚な感じ-)
(4)いいえ

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