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令和4年度 各会計 決算報告

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北海道新ひだか町

町民の皆さまから納めていただいた大切な税金が、どのような目的に使われたのか。その状況についてお知らせします。

(1)一般会計
[令和3年度と比べて約1.6%増加]
歳入は、一般会計で195億281万円となり、前年度に比べ3億1,506万円増加しました。地方交付税や諸収入、地方債などが減少する一方で、国庫支出金や繰入金、繰越金などの増加により、全体として増額となっています。なお、都市計画税の6,489万円は、都市計画区域の整備に活用しています。

[令和3年度と比べて約4.4%増加]
歳出は、一般会計で191億1,239万円となり、前年度に比べ8億637万円増加しました。防災行政無線デジタル化整備事業や子育て世帯への臨時特別給付金事業などが減少する一方で、高度無線環境整備推進事業や電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金支給事業などの増加により、全体として増額となっています。

※詳しい決算状況は、町公式ホームページに掲載しています。

(2)特別会計
一般会計から合計3億円を超える金額を繰り入れしていますが、令和4年度の単年度では赤字が生じています。今後も厳しい経営状況が見込まれることから、収支の均衡を図り、安定した財政運営に努めていきます。
[決算額]

[一般会計からの繰入金]

◎歳入30億887万円のうち、3億2,264万円は一般会計から繰り入れしています。

簡易水道事業および下水道事業は、令和4年4月1日より、特別会計から企業会計へ移行しました。これに伴い、簡易水道事業は水道事業会計に統合しています。

(3)企業会計 病院事業9億1,851万円の資金不足
水道事業の経営状況は安定していますが、下水道事業で2億5,000万円、病院事業で1億5,000万円もの累積赤字に対する補てんを行いました。病院事業では、赤字補てんを行ったにも関わらず、9億1,000万円以上の資金不足が生じており、今後も厳しい経営状況が予測されます。公立病院として地域の医療体制を維持するため、採算の取れない診療科目についても開設しており、厳しい経営に影響しています。
[決算額]

◎当年度純利益は、歳入と歳出の差し引き額ではなく、当該年度の最終的な儲けを表しています。

[一般会計からの繰入金]

[余剰資金・資金不足]

※令和3年度の水道事業への繰入金については、簡易水道事業への繰入金を含んでいません。

■用語説明
繰入金とは、一般会計と特別会計の間などで、一方の会計の収支不足を補てんするために他方の会計から現金の移動を行うことです。
特別会計とは、特定の事業を特定の収入で賄う会計です。収支を明確にするため、一般会計とは経理を別にしています。
企業会計とは、民間企業と同様に、事業の収益によって運営している会計です。地方公共団体が経営する企業を「地方公営企業」といいます。

■企業会計のメリット
(1)経営・資産などの正確な把握による経営管理の向上
・計画的な経営基盤の強化、財政マネジメントの向上
・適切な料金算定
・議会や住民のガバナンス向上
(2)弾力的な経営
・住民ニーズへの迅速な対応

問合せ:静内庁舎総務課
【電話】49-0259(直通)

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