■書道とボランティアの二刀流!青木理子(りこ)さん(2年生)
※写真右側(写真は本紙またはPDF版を参照してください。)
第57回全道高等学校書道展・研究大会で最高賞の北海道高等学校文化連盟賞を受賞するなど、書道で優秀な成績を収める傍ら、ボランティアとして「みんなの食堂」を手伝い、静内高校の有志メンバーとシャッターアートを描くなど、地域活動にも積極的に取り組んでいます。
■書道部での活動について
書道部だった姉の作品を見て、自分も書いてみたいと思い、入部しました。5歳から習字を習っていましたが、習字と書道では筆の使い方も違い、最初は作品の良し悪しなど分からないことも多くありましたが、たくさん書いていくうちに、少しずつ理解できるようになり、上達しているのを感じられると書くことが楽しくなりました。
◇書道部での成績
-令和4年度-
・第73回北海道学生書道展覧会 臨書部門 北海道新聞社賞
-令和5年度-
・第57回全道高等学校書道展・研究大会 北海道高等学校文化連盟賞
・第74回北海道学生書道展覧会 創作部門 北海道新聞社賞 臨書部門 推薦賞
■「いいね」で広がったボランティアの輪
去年の町広報紙1月号「今月のいいねみんなの食堂-笑顔のびば食堂-」の記事に興味を持ち、食事を作って提供するというボランティアの形が、将来の夢である栄養士ともつながり、母と一緒に参加し始めました。これをきっかけに、今は静内高校ボランティア局にも所属しています。活動を通して、いろいろな年代の方と交流できることが楽しく、作った料理で子どもたちが笑顔になってくれることがうれしいです。
■今後について
全国大会(令和6年度全国高等学校総合文化祭)と北海道書道展への出展作品を、納得いくまで100枚以上書き上げます。もっと迫力を出して、多くの人に書の魅力や感動を伝えられるよう、全力で作品を仕上げたいです。
また、「みんなの食堂」などのボランティア活動にも、もっと取り組んで行きたいです。5月には、商店街でシャッターアートを描く計画もあり、さまざまな活動を通して地域に貢献したいと思っています。
◎静内高校書道部 顧問 横山晃秀(あきひで)さん
青木さんは、向上心の塊で、とにかく一生懸命取り組みます。入部当初から突出した才能があったという訳ではありませんが、持ち前の向上心とたくさんの努力が作品に表れ、結果もついてくるようになりました。
周りのことを考えて行動できる思いやりのある性格で、書道部の部長として、部の仲間とは和気あいあいとしながらも切磋琢磨しています。
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