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令和5年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果

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北海道新ひだか町

令和5年度「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」が全国の小学校5年生と中学校2年生を対象に行われ、町内各学校において実技調査8種目を実施し、併せて運動習慣や生活習慣に関する質問紙調査も実施しました。
これらの調査結果や体力・運動能力向上策についてお知らせします。

◆体力・運動能力
体力・運動能力の結果については、下段のレーダーチャートのとおり、小学生では、女子が握力や反復横とびなどの4種目で全国平均を上回りました。
中学生では、男子が握力や立ち幅とびなどの5種目で、女子が握力やハンドボール投げなど6種目で全国・全道平均を上回る結果となりました。また、全国平均に届いていない種目についても、ほぼ全国平均同様もしくは全道平均を超える結果となっています。
この調査結果を分析すると、当町の小学生は、筋力や敏捷(びんしょう)性に長所が見られる一方、柔軟性や全身持久力、疾走能力に課題がある状況です。
また、中学生では、筋力や全身持久力、筋パワー・跳躍能力、巧緻(こうち)性・投球能力が全国・全道平均を上回っています。男女ともに全国・全道平均と比べ大きく下回る種目はありませんが、男子では「筋パワー・筋持久力」、女子では「疾走能力」に課題がある結果となりました。

◆運動に対する意識
運動に対する意識については、「運動やスポーツをすることは好きですか、大切なものですか」の問いに対し、小学生男女、中学生男子の約9割、中学生女子の約7割が「思う、やや思う」と肯定的な回答をしています。また、小・中学生ともに「体育の授業が楽しい、進んで参加している」の問いに対し、肯定的に回答した児童・生徒は全体の8~9割となり、各学校において、運動やスポーツを好きになる、楽しく思えるような授業の工夫や改善が行われていることを示す結果となりました。

◆生活習慣
朝食の摂取率は、小・中学生ともに約7割となり、全国・全道平均を下回っています。
また、平日のテレビやゲーム、スマートフォンなどの使用時間について、3時間以上使用している児童生徒は小・中学生ともに約5割となり、全国・全道平均と比べてその使用時間の長さに課題が見られ、朝食の摂取率と合わせて生活習慣の改善が必要となる結果となりました。

《体力・運動能力に関する調査の結果【各種目の状況】》

●新ひだか町の体力向上策
・全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果を基にした新体力テストや体育、保健体育科の授業、体育的行事の改善
・町独自の「体力向上サポーター派遣事業」による体育、保健体育科の指導方法の改善
・体力向上に関する「1校1実践」の継続
・「早寝・早起き・朝ごはん」運動、「アウトメディアチャレンジ」を継続し、望ましい生活リズムの確立と生活習慣の改善
・スポーツ教室や大会などの運動機会の確保と参加促進
・望ましい食生活および食習慣を身に付けさせるための食育の推進

問合せ:教育委員会管理課
【電話】49-0088

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