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令和六年度 町政執行方針【要旨】(1)

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北海道新ひだか町

3月8日招集の町議会定例会において、大野町長が町政執行方針を述べました。その概要をお知らせします。

◆町政に臨む基本姿勢
令和6年度の町政執行については、引き続き「財政の健全化」に取り組みながら、デジタル技術を活用した業務改革や地域内公共交通の再構築など、住民サービスの維持・向上に向けた具体的なアクションを起こしていくほか、町の将来を担う「こども」に視点を置いた出産・子育て支援策について、これまで以上に取り組んでまいります。

◆基本政策
(1)開かれた町政の実現
▽広報・広聴
多くの方に関心を持ってもらえるよう時代のニーズに合わせた情報発信に取り組むとともに、直接対話の機会づくりに努めてまいります。
▽財政の健全化
物価高騰などの影響から、今まで以上に限られた財源の使い道を考え、最小の経費で最大限の効果が得られるよう進めてまいります。
▽DX推進、行政手続
役場窓口での負担を軽減するため、デジタル技術を活用し「書かないワンストップ窓口」の導入や、マイナンバーカード、スマートフォンを活用した各種手続きなど、窓口改革に取り組んでまいります。

(2)基幹産業の強化と新分野の産業創出
▽農業
担い手の育成と確保、新規就農者へのサポート体制の強化、産地間連携の仕組みづくりの調査・研究を進めるほか、地域ブランド力の向上に向けた取組を推進してまいります。
▽林業・林産業
健全で優良な森づくりや担い手の育成と確保に取り組むほか、ICTを活用した安全で効率的な森林施業の調査・研究に努めてまいります。
▽水産業
赤潮により被害を受けた資源について、関係機関と連携を図り各種調査を進めるとともに、栽培漁業を推進し、資源回復に努めてまいります。
▽商工業
小規模事業者の事業承継や新規創業、さらには、空き店舗の活用促進のため、創業・事業承継支援事業に取り組むとともに、静内農業高校生と地元事業者による「静農ブランド」の商品開発については、持続可能な仕組みづくりに取り組んでまいります。

(3)防災対策の強化
防災訓練や防災講話などを通じ、幅広い年齢層において防災意識の向上や自主防災組織の設立を推進するとともに、減災対策として、洪水被害の恐れがある河川の埋塞土除去などを進め、安全安心な環境が維持されるよう取り組んでまいります。

(4)子どもたちの健全育成
教育大綱に掲げる基本目標「町の将来を支える心豊かな人づくり」を目指し、教育行政執行方針のもと時代の変化に対応した施策に取り組んでまいります。

▽学校教育
ふるさと教育やコミュニティスクールの積極的な活用を図り、子どもたちの未来に活きる力、豊かな心、健やかな体の育成に取り組んでまいります。
▽学校給食
子どもたちに栄養バランスの良い食事を提供するとともに、食育を通じ健康的な食生活を維持するための知識態度を育むよう努めてまいります。
▽生涯学習
子どもたちがたくましくかつ豊かな心を育むことができる環境を維持し、関係団体と連携しスポーツ活動や自然体験、文化芸術活動の充実に努めてまいります。
▽子ども施策
ふるさと納税を活用した公園遊具の補修や、こども基金を活用した出産時の地元特産品等配布事業などに取り組んでまいります。

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