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自治体の皆さまへ

令和7(2025)年 年頭のごあいさつ

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北海道新ひだか町

新春を迎え、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。日頃から、皆さまにおかれましては町政執行に対しまして、深いご理解と格別のご支援ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
昨年を振り返りますと、年初に石川県能登地方において震度7にも及ぶ大地震が発生し多くの方が被害に遭われる中、9月には同じく石川県能登地方において記録的な大雨が発生し、さらなる被害をもたらしました。全国においても、台風による大雨災害が発生するなど災害の多い年となりました。
一方で7月にはパリオリンピックが開催され、道内出身選手の活躍などにより、海外開催の夏季五輪では最多のメダル数を獲得し、日本国民に感動と希望を与えてくれました。
本町では、国内35カ所目の国立公園として「日高山脈襟裳十勝国立公園」が指定されました。陸域面積が最大となる国立公園の誕生を喜ぶとともに、先人が育んできた豊かな自然環境や美しい景観を守り、これらを生かした体験・滞在型観光などを推進しながら、日高の魅力を国内外に発信していきたいと考えています。
今日の地方自治は、人口減少や少子高齢化などさまざまな課題に直面し、あらゆる面で変革を求められる時代を迎えていますが、町民の皆さまと共に知恵を出し合い、協力し合いながら、心豊かに笑顔が絶えない新ひだか町を築いていけるよう、全力で取り組んでいきたいと考えています。この新しい年が、皆さまにとって希望に満ちた年となることを心からご祈念申し上げ、年頭のごあいさつといたします。

新ひだか町長 大野克之

新年明けましておめでとうございます。町民の皆さまにおかれましては令和7年の輝かしい新年を迎えられましたことを心からお慶び申し上げます。
これまで感染症法上の2類に分類されていた新型コロナウイルス感染症も一昨年5月から季節性インフルエンザと同じ5類に移行したことからほとんどコロナ前と同様な「普通の社会」が復活しつつあるように思われます。
昨年2月に三石地区、静内地区の両地区で「議員のなり手不足を考える」のテーマで議会報告会を開催しましたところ、町民の皆さまからは、将来の人口減少が予測されることから、議員の定数削減が必要との意見を多くいただき、6月に議会運営委員会に対し、適切な議員定数について諮問をいたしました。
議会運営委員会では、他市町村議会の定数調査や町民アンケートを行い、多くの意見を頂戴しました。町民の皆さまに感謝申し上げます。
また、先進地視察を行ったほか、11月に両地区で開催した議会報告会で改めて町民の皆さまからの意見をいただき、議員定数を現在の16人から2人削減の14人が妥当との調査報告書(少数意見として削減反対、削減数1人、削減数4人)を12月にまとめ、今年3月の定例議会に議員定数削減の改正条例案を提出する予定となっています。改正条例案が可決された場合は、来年4月に予定されている町議会議員選挙から適用されることとなりますが、ぜひとも若い世代の立候補を期待したいものです。
結びになりますが、町民の皆さまのご健康とご多幸をお祈りいたしまして、年頭のごあいさつといたします。

新ひだか町議会議長 福嶋尚人

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