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町は想像以上に博物館だ

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北海道新ひだか町

平成27年4月に開館し、令和7年に10周年を迎える新ひだか町博物館は、町の文化や歴史などを学べる総合博物館。明るくのびのびとした空間で、みなさんの「知りたい」をサポートします。
町を深く知ることができる展示はもちろん、博物館から飛び出して行われるフィールドワーク型のイベントでは、町の自然から人との関わりまで、すべてが学びの素材となります。また、職員の軽快で面白いトークも魅力の一つ。
博物館での体験や発見を通じて、あなたはもっと、新ひだか町を好きになるはず。

◆イベント
博物館から飛び出して、地域の自然や文化に触れながら学べるフィールドワーク型のイベントでは、子どもから大人まで、楽しみながら町の魅力を再発見できます。

▽博物館キャンプ(令和6年8月3~4日)
シャクシャイン記念館に泊まって自然やアイヌ文化に触れて楽しむ博物館キャンプ。川に入って魚を獲ったり、それを囲炉裏で焼いて食べたり。五感を刺激する非日常的な体験を通して町のことがもっと好きになる、わくわくや発見が盛りだくさんのイベントです。

▽身近な植物の観察(令和6年6月1日)
名前は知っているけど見たことはない、見たことはあるけど名前は知らない、そんな身近な植物の解説を聞きながらルーペを使って観察。植物と町の文化・産業の関わりなど、図鑑には載っていないローカルな話も満載の観察会です。

▽海岸漂着物サーチ(令和6年7月6日)
貝やカニなどの海の生き物のほか、ペットボトルやガラス片など、それぞれが気になった個性あふれる漂着物から周辺の環境を読み解くこのイベントでは、触れて、学んで、新たな海の面白さを発見。ただのごみだと思っていたものにも実は意外なストーリーが隠されていることも。

◆展示収蔵品
博物館では常設展示のほか、 企画展示などが行われ、貴重な資料を、じっくりとご覧い ただけます。

▽企画展示
期間限定で行われる企画展示では、さまざまなテーマに沿った貴重な資料などを見ることができます。

祈りの造形(令和5年11月1~令和6年1月8日)
縄文時代から近代まで、暮らしの中に見られるさまざまな「祈り」の造形を展示。さらに理解を深めるためのギャラリートークなども行われました。

▽常設展示
さまざまな年代の新ひだか町での暮らしや文化、産業などを紹介しています。

仕事を支えた 道具コーナー
林業、農業、漁業で使われていた道具を見ることができ、昔の人々の仕事や町の産業の発展について学べます。

▽収蔵品
常設展示されている物のほか、博物館では2万点以上の貴重な資料が収蔵されています。

パノラマ鏡(きょう)(令和6年9月25日~10月20日)
ミニ展示「収蔵庫にこんなのあります」
お金を入れるとオルゴールが鳴り、のぞき口から回転する写真が次々と見られ、さらには、下からは運勢占いの紙も出てくる、明治時代のエンタメ自販機です。

◆博物館で穏やかな時間を!
新ひだか町博物館は築10年にも満たない新しい施設です。しかし館内には、8千年前に作られた石器から現在も使われている道具まで、さまざまな時代の資料があり、脈々と続く長い時間が資料とともに静かに流れ続けています。
博物館は展示を見て勉強をするためだけの施設ではなく、こうした資料とともに、ゆっくりと自分の時間を過ごせる場所です。
皆さんが快適に利用できるよう職員一同努めてまいりますので、ぜひお気軽に博物館へお越しください。

新ひだか町博物館田中 康平 主事

《新ひだか町博物館》
新ひだか町静内山手町3丁目1-1
【電話】0146-42-0394

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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