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アライグマ通信

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北海道鷹栖町

●令和5年度捕獲結果
今年度の鷹栖町内のアライグマ捕獲数は、過去最大の180匹となっています。
これまで捕獲数の多かった山間部の全域で捕獲数が増加しており、山間部を中心にアライグマが拡大・増加している可能性が強まっています。
オサラッペ川左岸の平野部は山間部と比べると依然として捕獲数が少ない傾向ですが、徐々に増加しつつあります。

・町内のアライグマ捕獲数の経年変化

●捕獲数急増の理由は?
令和2年度以降の捕獲の内訳をみると、主に増加しているのはオス成獣(本紙掲載の図・黒線)で、さらに昨年はオス幼獣の数も大きく増えていました。
しかし、今年度は箱わなの数が約1.5倍に増えており、過年度との単純な比較はできません。オスの捕獲数の増加が、実際の生息状況を反映をしているかなど、今後も検証が必要です。
一方で、箱わなの設置数は増えたものの、メス成獣の捕獲は増えていません。アライグマの拡大を防止するためには、メス成獣の捕獲数を増やすことが課題となっています。

●被害対策は春の捕獲で
アライグマは春に出産し、親子で行動する夏に農作物へ大きな被害を及ぼします。3月から6月の春季捕獲推進期間に母親となるメスをあらかじめ捕獲しておくことは、町内で栽培されているトウモロコシやブドウなどの農作物被害を抑えることにつながります。
鷹栖町ではアライグマによる被害を減らすため、箱わなの貸出しや設置指導などの捕獲支援を行っています。また、生息状況や被害状況の把握のため、情報収集も行っています。
アライグマと思われる被害を確認したら、産業振興課へご相談ください。(【電話】74-3582)

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