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健康ワンポイント「お酒と上手につき合いましょう」

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北海道新十津川町

アルコールを1%以上含む飲料はお酒と定義されています。お酒は緊張やストレスを和らげ、血行を促進する効果がありますが、アルコールは薬物の一種です。適正量を超えて飲み続けると、生活習慣病や肝臓疾患、アルコール依存症などにより社会的地位を失うことがあります。

■一日の適正量
お酒に含まれる純アルコール量の一日の適正量は男性20g。ビールの場合500mlです。女性はこの半分です(表参照)。
一日の純アルコール量が男性40g、女性20g以上の飲酒は、肥満、肝臓病、心・脳血管疾患など生活習慣病のリスクを高くします。

■お酒のカロリー
純アルコール量は、1gあたり7Kcalあります。種類により糖質も含まれているため、お酒のカロリーは意外と多いです。近年は糖質やカロリーオフなどの商品が出ていますが、アルコール度数が高い飲料も増えているので、純アルコール量に注意が必要です(表参照)。
お酒の種類ではなく、純アルコール量やカロリーが体へ影響を及ぼします。適正量の範囲内を心掛けましょう。

■アルコールの吸収と分解
飲食物は腸で吸収されますが、アルコールだけは唯一胃でも20%吸収されるため、度数の高いお酒や空腹での飲酒は注意が必要です。
アルコールの分解は肝臓で行われ、各種酵素と体内の水分を使います。最後は水と二酸化炭素となって汗、尿、呼気から排泄されます。アルコールが体から抜けるまでには個人差がありますが、純アルコール量20gを分解するには約4時間程度掛かります(表参照)。
午前0時まで多量に飲んでいると、翌朝はまだアルコールが体の中に残っている場合があります。車や自転車の運転はやめましょう。

表:純アルコール量20g(量ml×度数%/100×比重0.8g)

(出典:厚生労働省、北海道交通安全推進委員会)

■お酒との上手な付き合い方のポイント
・適正量の範囲で自分のペースで飲む
・アルコール度数の高いお酒は薄めて飲む
・空腹で飲まない
・飲酒量と同じ量の水分を取る
・週2日以上の休肝日を作る
・飲酒後の運動、入浴は控える
・定期健康診断で、肝臓機能などの数値を確認する。

担当:保健福祉課

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