地域おこし協力隊活動報告

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昨年9月1日から、協力隊として着任致しました長谷川誠一です。エゾシカやアライグマなどの捕獲を担当させていただいております。農業被害に苦しむ方々の手助けになればと思い、20年程前から趣味で始めた狩猟を通して、自分にも何かできることがあるのではないかと思い、新十津川町に移住しました。
エゾシカの捕獲が主ですが、千葉県にいた頃は、シカの目撃はそれほど多くなく、実際に北海道に来てみると、エゾシカの多さに驚きました。また、ヒグマの出没情報が近年稀にみるほどの多さで住民の方々も驚いているようです。
エゾシカは水稲を食べたり、踏んだり、寝転がったりと、農家の方は頭を痛めているようです。ごあいさつに伺うと1頭でも減らして欲しいと懇願される農家さんがほとんどで、今ここにいるから捕獲してくださいと電話を頂くこともあります。捕獲したエゾシカは、食肉加工処理施設に全量を持ち込み、解体処理され、少しも無駄にされることなく、食肉になると伺いました。
11月末をもって、エゾシカの有害捕獲は終わりましたが、4月からの捕獲再開に向けて、有益な捕獲方法を思案中です。今後冬季期間は牛舎などに来るアライグマの箱わな捕獲を進めてまいります。
新十津川町は稲作が盛んに行われている町だと思いました。ゆめぴりかやななつぼしといったおいしいお米を作っていただいている農家の皆さまに感謝し、私自身も貢献できるよう、精進してまいります。