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自治体の皆さまへ

新年のごあいさつ

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北海道新十津川町

■新十津川町長 谷口秀樹
皆さま、新年明けましておめでとうございます。
令和6年の輝かしい新春を、清々しい気持ちでお迎えのことと、謹んでお慶び申し上げます。また、日頃から、深いご理解と多大なるご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
昨年の町長選挙において、皆さまの温かいご支援により町政を担わせていただくことになりましたことは身に余る光栄であり、その信頼と期待に応えるべく、引き続き元気なまち新十津川町の創造に全力投球してまいります。
昨年を振り返りますと、新たな憩いの場として、ふるさと公園をリニューアルオープンいたしました。水遊びができる噴水施設や大型ネット遊具、大きなテラス型の休憩施設などの設置に加え、町内外の皆さまによるイベントの開催などにより、ご家族連れをはじめ、たくさんの方々にご来場いただき、楽しく過ごされる様子を拝見いたしました。
さらには、廃線となった札沼線の駅跡地整備として、散策路や遊具を備えた「駅跡地さくら公園」をオープンしました。今春には桜も咲き始め、ふるさと公園と併せて、交流人口の増加につながるものと期待しているところであります。
また、本町の応援大使である、さだまさしさんによるテレビ番組「今夜も生でさだまさし」が役場庁舎を会場に全国生放送され、母村である奈良県十津川村とのつながりをはじめ、本町の魅力を全国的に知っていただける機会となりました。
基幹産業である農業においては、農家の皆さまをはじめ、関係各位のご尽力により、作況指数102と、収量は十分に確保できたものの、記録的な猛暑の影響から、高品質米の比率は1・6%と、昨年の76・6%と比較して厳しい結果となりました。あらためて自然を相手とする農業の難しさ、農業を営む皆さまのご労苦を強く感じたところであり、町としても、より効率的で安定的な高品質米生産への継続的な取り組みが必要であると実感しております。
本年は、まちが抱えるさまざまな課題を解決する方策の一つとして、ドローンを核としたまちづくりの実現に向け、新十津川町ドローンプロジェクトが本格的に動き出します。
ドローンスクールや飛行テストコースの設置、寒冷地向けドローンの技術開発、配送サービスの実証などを展開し、新たな可能性に向け前進してまいります。
また、本町の自然豊かな環境を、次代を担う子どもたちに引き継ぐため、再生可能エネルギーの利活用や省エネルギーの促進を図るべく行った「新十津川町ゼロカーボンシティ宣言」の取り組みの一環として、住宅への太陽光パネルの設置助成や、環境教育の推進など、町民一丸となって取り組めるよう、目標達成に向けあらゆる方策を検討し、力強く推進してまいります。
さて、本年の干支は辰であります。「辰」という字は「振るう」という文字に由来しており、辰年は陽の気が動き万物が振動し、活力旺盛になって大きく成長する年という言い伝えもあるようです。本町においても、活力旺盛、天高く昇る龍のように力強く町政を進めてまいりますので、本年もより一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、私事でございますが、昨年11月から12月中旬にかけて、病気治療のため公務を離れることとなり、ご心配をお掛けしましたが、現在は無事回復しております。皆さまも健康には十分にご留意いただくとともに、新しい年が皆さまにとって、笑顔あふれる幸せな年となりますよう、心からお祈り申し上げ、年頭のごあいさつといたします。

■新十津川町議会議長 小玉博崇
新年明けましておめでとうございます。
令和6年を迎え、町議会を代表し謹んでごあいさつ申し上げます。
町民の皆さまにおかれましては、新年を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げますとともに、平素から町議会に対しまして深いご理解と温かいご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
新型コロナウイルス感染拡大から4年の月日が流れ、昨年5月からは季節性インフルエンザと同様の「5類感染症」となり、ようやく社会活動も平常化したかと思います。
昨夏は、未だかつてないほどの猛暑に見舞われ、農作物にも多大な影響を及ぼし、お米に至っては、低たんぱく米が収量全体の2パーセントに満たなかったなど、前年から一転して農業者の方にとって大変厳しい年となりました。
また、一昨年に続き、昨年も本町の市街地付近にヒグマが出没しました。猛暑の影響からか、主要な食物である山の果実が不作だったことが要因となり、全道各地で市街地にヒグマが出没し、連日のようにテレビなどで報道されました。餌不足は改善されていないことから、今春以降もヒグマの出没が懸念されるところであり、住民生活の安全確保のため、今後も対策を講じる必要があると考えるところです。
うれしい話題としては、昨年4月末にふるさと公園がリニューアルオープンし、休憩施設や噴水広場、ネット遊具などが整備され、家族連れなどがより一層楽しめる場所となりました。また、10月には、JR札沼線の旧新十津川駅跡地に『駅跡地さくら公園』がオープンし、ホームや線路が保存されるとともに、桜並木やモニュメントなどが整備され、地域の憩いの場となりました。
昨年4月23日、4年に1度の町議会議員選挙が行われ、我々議員の顔ぶれも大きく変わりました。現職5人、元職1人、新人5人の11人が当選し、そのうち女性議員が5人となり、道内市町村議会で女性議員の割合が最も多いまちとなりました。5月2日に開かれた初議会で、新しい議会体制が決定し、6月末に開かれた定例議会の一般質問には新人議員4人を含む5人が登壇し、25人の住民が議場に足を運んでくれました。
今期は、町議会が任期4年間で目指すべき議会像とそれに向けた活動内容を示した計画である『議会活動基本計画』を初めて策定し、計画に基づいて議会活動の充実、強化を図りたいと考えております。
7月20日には議会報告会を開催し、『議会活動基本計画』について住民の皆さまに説明させていただき、8月からは住民の皆さまが気軽に議員と話せる場となる『かたるべサロン』を月に1回開催しました。また、10月から11月にかけて行政区に出向き、情報交換を行う『くるま座ミーティング』を7行政区で実施し、延べ80人の方にご参加いただきました。さらに、11月26日には『議会モニターワークショップ』を開催し、住民の皆さま14人と議員10人が、新十津川町に適した議会モニターの仕組みについて話し合いました。議会モニター制度導入に向けて、今後も話し合いを進めてまいりますので、ぜひ多くの皆さまにモニターになっていただき、議会活動に対してご意見をいただけましたら幸いです。
結びになりますが、本年が皆さまにとって、健康で、喜びと幸せに満ちた一年となりますことを心からお祈り申し上げ、年頭のごあいさつといたします。

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