町では毎年、予算の執行状況や決算について公表し、皆さんが納めた税金がどのように使われているのかをお伝えしています。
ここでは、決算の概要をお知らせします。
令和5年度は、駅跡地さくら公園の整備工事を行ったことに加え、国の交付金を活用して、物価高騰対策などを行いました。一方で令和4年度でふるさと公園の主要部分の整備工事が終わったこともあり、最終予算額は、72億6189万円(前年比10・6%減)となりました。
執行は、一般会計の収入が72億5590万円、支出が69億7244万円で、差し引き2億8346万円の黒字決算となりました。
■一般会計
収入は、町税や公共施設の使用料など町が自主的に収入している自主財源と、国や道からの交付金や借金などの依存財源に分けられます。
依存財源の割合が高いですが、そのうち地方交付税については一定の行政サービスを行うために国から毎年交付されるお金で、町で自由に使えるお金です。
○収入 72億5590万円
■財政指標・財務書類
地方自治体は財政指標として、健全化判断比率と資金不足比率を毎年計算しています。計算した比率と、目安となる早期健全化基準を比較することで、客観的に財政状況を判断することができます。
町は本年度も全ての項目で基準を下回り、健全な財政を維持しています。
また、町では国が示した基準に基づいて、財務書類を作成し、町HPで公表しています。
※基準を上回ると「財政健全化計画」を定め、自主的な改善努力による財政健全化に取り組む必要があります。
■各会計決算
町が行う事業の大部分を経理する一般会計のほかに2つの特別会計と下水道事業会計があります。
特別会計とは、健康保険などの特定の目的を持つ収入や支出を管理するために、一般会計から区分された会計で、それぞれで経理をしています。
○支出 69億7244万円
■貯金・借金
目的に沿った財源を将来に残すために、公共施設整備基金に資金を積んだことにより、貯金残高が増えました。
借金残高は、減っています。事前に返済計画を立て、今後も無理なく返済していきます。
問合せ:総務課財務・情報グループ
【電話】76-2131
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