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かぜのび通信 第5回

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北海道新十津川町

こんにちは。五十嵐威暢美術館かぜのび館長の大畠です。
冬季休館中のかぜのびへは、時々様子を見に行っています。雪の積もった校庭に動物たちの足跡が絵を描いたかのように続き、先日はその足跡の主に会いました。校舎の横から出てきたのは、ぽっちゃり太った2頭のタヌキ。仲良く寄り添っていたので、もしかするとカップルだったのかもしれません。
ずっと暮らしていると当たり前になってしまいますが、新十津川の自然は都会では味わえない素晴らしいものです。ちょっと車を走らせると広大な雪原が広がり、その先には雪化粧の山々が私たちを見守るように連なっています。美しい風景と日常を共にすることができるぜいたくな環境だと思います。
五十嵐威暢さんも「北海道空知地方で小学校6年生までを過ごした私は、恵まれた自然環境の中で多くのことを学びました。知らず知らずのうちに、作ることの興味を知り、素材に向き合う自由を楽しみ、体と自然との連携を体得しました。今日に至る私の制作の基本は、その頃にでき上がったと言っても過言ではありません」と語っています。
2024年は新十津川の自然環境とアートに、より親しむことのできる企画をしていきたいと思っています。
※グランビスタギャラリーサッポロ「五十嵐威暢 記憶のかたち展」平成26年5月29日-7月22日あいさつ文より引用

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