文字サイズ
自治体の皆さまへ

災害への備えはできていますか?

1/25

北海道新十津川町

1月1日に能登半島を震源とした震度7の大地震が発生しました。地震による住宅の倒壊や津波により、現在も多くの住民が避難生活を余儀なくされています。
本町でも平成7年に震度5を記録した直下型地震が発生しており、また、石狩川の氾濫により水害に見舞われた歴史があります。
いつ、どこで起こるかわからない災害に備えて、自宅での備蓄を見直しましょう。

◆自分の身は自分で守る
町でも一定数量の食料や災害物品を備蓄していますが、町民全員分の備蓄品を用意しているわけではありません。第一に重要なことは自分の身は自分で守ることです。水道や電気などのライフラインが止まった場合に、避難所だけでなく、自宅で避難する場合もありますので、各家庭での備蓄が重要です。

◆水と食料の備蓄
災害発生後、国や外部からの支援をすぐに受けられるとは限りません。それまでの間を生き延びるためにも最低3日分の水と食料を備蓄しておきましょう。
備蓄品の例:飲料水(1人1日3リットル)、レトルト食品、パック詰めの米、アルファ米、カップ麺、乾麺、缶詰、長期保存パンなど

◆その他の備蓄品
電気や水道などのライフラインが止まった場合に備えて次の備蓄品を用意し、非常時には持ち出せるよう準備しておきましょう。
備蓄品の例:紙皿、紙コップ、割りばし、懐中電灯、乾電池、給水用ポリタンク、カセットコンロとカセットボンベ、電気が不要なストーブと燃料、カイロ、ライター、マッチ、ナイフなど

◆非常時持ち出し品
水や食料、その他の備蓄品以外にも必要なものをすぐに持ち出せるようにリュックサックなどに入れておきましょう。
非常時持ち出し品の例:通帳などの貴重品、保険証やお薬手帳のコピー、軍手、タオル、ウエットティッシュ、携帯用充電器、マスク、消毒液、衛生用品など

■非常用トイレの備蓄
能登半島地震の被災地でも断水や下水道が使えないことでトイレが大きな問題になりました。被災地ではトイレに行くことを控える傾向にあり、そのため水分を取らなくなってしまい、体の不調を引き起こすことにつながってしまいます。
近年、備蓄が必要な物として非常用トイレや排便用袋、凝固剤、トイレットペーパーを準備しておくことが注目されています。
自宅のトイレでも排便用袋をセットして凝固剤を使うことで用を足すことができます。

■命を守るための準備や行動を
町では近年、大規模な災害は発生していませんが、今後、必ず大きな災害は起こります。
大切な命を守るための、町から町民の皆さんへのお願いです。
・命を失わないために、日ごろから災害に関心を持ってください。
・大災害が発生した際、町が一人一人を助けに行くことはできません。まずは、自分と家族の命を守る行動として、災害を想定した準備をしてください。
・高齢の方や障がいを持つ方など一人では避難することが困難な方もいます。避難の呼び掛け、一人では避難が難しい方の援助など、地域の皆さんで助け合いましょう。
・水害で亡くなってしまった方の中には「まだ大丈夫だろう」「自分は大丈夫」と考えて、避難せず命を落とした方もいます。河川の氾濫や土砂災害が発生してからでは手遅れです。「今、逃げなければ、自分や家族の命が失われる」といった意識を持ってください。

■家庭に防災無線はありますか
町では災害時に備えて防災無線受信機を各家庭に無料で貸し出しています。災害時にはこの防災無線を使って、警戒レベル3などの避難情報の発令や避難所の開設などをお知らせします。防災無線受信機は停電になった場合でも電池で使用することができます。
お持ちでない方は災害対策事務局にご連絡ください。
また、町公式LINEでも災害情報を配信しますのでぜひ登録しましょう。

問合せ:災害対策事務局(総務課内)
【電話】76-2131

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU