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まちづくり懇談会の開催結果

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北海道新十津川町

5月27日から7月17日にかけて「まちづくり懇談会」を全9回開催し、延べ183人にご参加いただきました。参加者と町長・副町長・教育長が多くの意見交換を行い、町に対するさまざまなご意見・ご質問をいただきましたので、その一部をご紹介します。
皆さんからいただいたご意見は、今後のまちづくりに生かしていきます。

■生活
意見:青葉区の資源ごみステーションについて、住民も増えて現在設置されている2カ所だけでは少ない。設置場所も遠くて不便である。
町長:現在、担当課で収集業者と検討を進めている。
→7月から新たに青葉児童公園南側にごみステーションを設置した。

■農業
意見:町の補助により自動操舵システムを導入し、作業負担が相当軽減された。機械の作業精度を上げるためには通信基地局の整備が必要である。滝川市と奈井江町にホクレンの基地局があるが、距離が遠いと作業精度が下がるため、別の通信事業者のサービスを利用し、通信費用がかかっている。ホクレンの基地局は低額で利用できると聞いている。基地局が近いほど精度が上がるため、町内の中山間地域にも自前の通信基地局を整備してほしい。
町長:技術革新で今後は位置情報を直接受けることができる情報も聞いている。情報収集し、実態を確認する。技術革新による導入時期の見極めが難しいので時間をいただきたい。

意見:スマート農業の機械購入助成について、農業者の声を聞き、幅広く対象となる助成を行ってほしい。機械更新のタイミングは個々の農家で異なり、対象期間内に助成を受けられる人と受けられない人で差が出てくる。細く長い助成が必要だと思う。
町長:次回の制度構築の際には、今後も長く農業を続けていくために必要な支援の内容や助成対象の期間などについて広く農業者の意見を聞きたいと考えている。

■子育て
意見:保育園や放課後児童クラブで待機児童が出ている。来年もこの状態が続くのか。せっかく新十津川の環境が良くて転入してきても、出産後に子どもを預けられず困っている。
町長:今後は、待機児童をゼロにしたいと思っている。今年は、子育てに関する計画の改定があり、施設の増設や人員増加などの解決策を検討していく。

意見:子育て支援センターの駐車場周辺の低木が伸び、駐車場を出入りするときに視界が悪く危険である。子どもが歩く道なので、剪(せん)定するなど見通しを良くしてほしい。
町長:危険なものは排除する。状況に応じて伐採などの対応をする。

意見:得きっずカードを子育てに還元するのが難しい。町内に子ども用品を買える店がほとんどなく、町外での買い物が多くなっている。また、町外からの転入者には、どの店で何を売っているのか情報がない。お店の場所と何を販売しているか分かるマップなどがあると助かる。
町長:過去に、町内のお店におむつを置いてもらったことがあるが、売れないものは次第に置かなくなってしまうので状況を確認する。販売品が分かる町内店舗マップの作成は、商工会と協議する。

意見:砂川市ではタクシー会社と連携し、陣痛タクシーの利用料助成がある。本町での導入予定はあるのか。
町長:どのような制度か確認し検討する。

意見:だっこの会の託児が授業参観の時間だけであり、その後に行われるPTA総会や懇談会の時間帯でも利用できるようにしてほしい。
町長:だっこの会に相談し、利用について検討する。

■レンタサイクル
意見:ふるさと公園周辺を回遊する目的で設置しているのか。役場などの中心市街地でも貸し出してほしい。
町長:レンタサイクルはグリーンパークとサライに5台ずつ設置している。確実に返却していただけるなら、どこを回遊しても問題ない。また、本年度はレンタサイクル事業の初年度であるため、利用者数などの実績を検証し、今後、中心市街地での貸し出しや返却も検討していく。

■商工
意見:町内のスーパーはAコープのみで日曜日が休みである。空き店舗があるため、商工会と連携して買い物ができるお店を増やしてほしい。
町長:空き店舗の活用は商工会と相談する。店舗を増やすための補助金交付は、既存の店舗との兼ね合いがあるので難しいが、店舗の改装などに交付可能な商工業者向けの補助金があるので周知していく。

意見:地元野菜を購入できる店がほしい。
町長:7月から9月まで、毎週木曜日に役場前で「もぎたて市」を行っているので活用いただきたい。

■観光
意見:ふるさと公園や役場の駐車場に安全な車中泊ができるように整備されたRVパークを設置してはどうか。近隣には美唄市や上富良野町などにしかないので、先行で設置すると良い。また、RVパークは電源の設置が条件となるため、観光客だけでなく、災害時の避難先にもなる。
町長:美唄市や上富良野町の例を確認し、設置の可能性を検討する。

■公共交通
意見:乗合バスの中で乗車券の購入ができなかった。
町長:運転手は運転に従事するため、基本的に現金は取り扱っていない。これは運行事業所での取り決めである。しかし、運行開始当初、乗合バス内での乗車券の販売について町から依頼し、柔軟に対応してもらっている。
→運行事業所に再確認し、現在はバス内で購入可能。

問合せ:総務課・企画調整グループ
【電話】76-2131

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