地域おこし協力隊2年目の長谷川です。
令和5年9月からエゾシカやアライグマなどの有害鳥獣捕獲を担当しています。
2年目の今年は、3月からエゾシカの捕獲を開始し、銃器やくくりわななどの猟具を併用し、11月末までの捕獲期間で数多くの捕獲ができました。多くの農業従事者、町民の皆さんに協力いただき、有害鳥獣の捕獲につなげることができました。これからの降雪期には箱わなを使用し冬期間の捕獲を試みます。
昨今、北海道猟友会滝川支部、新十津川部会も高齢化が進み、若い世代が不足しています。町では狩猟免許の資格取得費や猟銃などの購入費の一部を助成しています。エゾシカの捕獲に報奨金も支給していて、浦臼にある食肉加工施設に個体を搬入すれば買い取ってもらうこともできます。
ジビエブームの今、これからエゾシカを捕獲してみたい、銃を使うのは怖いけど、わなであれば始めてみたいと思う皆さんをお手伝いしますので役場産業振興課にお尋ねください。
アライグマは、これまでの取り組みにより生息頭数が減少傾向にあります。そのため、本年度の捕獲頭数は、前年283頭から本年170頭程と減少しています。
しかし、捕獲を止めてしまうとアライグマは増加し農業被害も再拡大する恐れがあります。皆さんには、捕獲の継続をお願いします。
ヒグマは、令和5年秋から出没が多くあり、捕獲用の箱わなを町内の4カ所に設置し、農作物や人的被害の防止を進めてきました。
来年度は3年目で最後の年になるため、さらなる捕獲数の向上を目指し、今まで以上の飛躍につながるように努力します。
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