文字サイズ
自治体の皆さまへ

町長室からこんにちは

17/20

北海道新得町

新得町長 浜田正利

町民の皆さんへ、四点、お願いをさせてください。

一点目は、町議会についてです。4月23日に町議会選挙が執行され、定数12名に対して13名の立候補があり、選挙戦が繰り広げられました。他の自治体では様々な事情で定数割れを含め無投票があるなか、改めて町民の皆さんが地方自治への感心を深めていただく機会になったのではと感じたところです。
反面、投票率が70・67%で4年前の76・75%、8年前の83・2%と下がり続けています。特に、屈足総合会館では前回に比べて11%も下がったのが気がかりです。
今後は、行政側のチェック機能を担うと同時に、共に汗をかきながら歩む議会として今まで以上に議論を深めていきたいと思っています。
町民の皆さんもこれからの議会活動を含め町政全般に注視をしていただきますようお願いします。

二点目は、2050年までに二酸化炭素の排出をゼロにすることを目的とした「ゼロカーボン宣言」(令和5年3月23日)についてです。
町の取り組みとしては、二酸化炭素を吸収する対策として山づくり事業を、一方排出を減少する対策としては省エネ対策を含め、小水力発電、地熱発電、バイオマス発電などの再生可能エネルギー導入への取り組みを進めていきたいと考えています。
参考までに町有林として約3500ヘクタール所有していますが、単純計算で一般家庭の約6500世帯分の二酸化炭素を吸収しています。町全体の山林では国有林等を含める17万世帯分の吸収になります。
今後は町全体で「具体的に何を進めて来たのか?何を進めるのか?」の進捗状況を、広報などでお知らせをしていきたいと考えていますのでご協力をお願いします。

三点目は、役場職員を育てる事についてです。
現在の正職員数は114人で、平均年齢37・7歳、在職年数10年未満が54人と、かなり若い組織になっています。
日頃から職員研修に努めていますが、皆さんとスムーズに会話ができるようになるためには経験も必要です。改めて職員を育てるために皆さんの暖かいご指導をお願いします。

四点目は、環境整備についてです。
広報の届く頃には、道路、河川、公共施設周辺などで環境整備が進められていると思います。
この時期にいつも思いますが「ゴミのポイ捨てを何故するのか?」「どんなことをしたらポイ捨てが無くなるのか?」何とかできないのかと思いつつ、自身の周りだけは努力をしていこうと自分に言い聞かせています。
町民の皆さんや町内企業の方々におかれましては、周辺の環境整備にご協力をお願いします。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU