新得町長 浜田正利
新年明けましておめでとうございます。
昨年の出来事から今後楽しみにしている事を4点報告します。
1点目は、十勝町村会では、更なる十勝の認知度向上を目的として、新たな自動車ナンバーの「十勝ナンバー」導入に向けた取り組みを令和4年より行ってきており、最終選考に残ったデザイン案6点から、各町村民の皆さんが投票した結果、最優秀に輝いた「十勝ナンバー」の図柄が12月8日に公表されました。今後、事務的な整理が進められ令和7年5月から交付が始まる予定であり、十勝全体のPRが一層進むと期待をしています。
2点目は、12月10日にしんとく女性の会主催の「第22回親子ふれあい餅つき大会」が4年ぶりに開催されました。親子70名の参加がありましたが、その陰には、主催者、町内関係団体のほか、新得警察署署員、北大の学生など約70人の皆さんの協力を得て餅つきが行われました。親子の皆さんをはじめ、参加した皆様の良い思い出になってくれたらと願ったところです。同時に、私自身、国鉄の官舎に住んでいた頃に早朝から餅つきをしたことを思い出しました。今年は機会があれば餅つきをしたいと思っているところです。
3点目は、12月15日に道東自動車道4車線化のため、掘削工事が行われていた「広内トンネル」(延長910m)が貫通し、関係者がトンネル貫通を祝う「貫通式」が行われました。工事完成は令和7年2月とのことでした。4車線化、新得スマートインターチェンジのいずれも、供用開始時期はまだ先ですが、経済、防災、医療など各方面に良い影響が出てくると考えており、大きな期待を抱きつつ工事現場を後にしました。
4点目は、今年迎える東根市との友好都市提携30周年の節目を祝うべく、今後さまざまな取り組みを進めていきます。20周年を迎えた平成26年を振り返ると、町民手作りの開拓劇「北飛翔II」を上演したことが印象強いですが、今回も町民の皆さんとどんな取り組みができるか楽しみにしているところです。詳細が決まり次第お知らせをしますのでご協力をよろしくお願いします。
さて、令和5年度の町政執行に関しては、まちづくりを担う次世代への「つなぐための人づくり」を意識して取り組みますと公言しました。人づくりの難しさを感じつつも、この間「変化」を意識し臨んできました。世の中の厳しさは増していますが、これからも諦めること無く努力をしていきますので、本年も町民の皆さんのご協力を切にお願い申し上げます。
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