10月15日〜10月30日にかけて4会場で開催したぽっかぽか心トークにおいて、寄せられたご意見・ご要望や、それに対する町の回答を掲載します。
※紙面のスペースや読みやすさの都合上、ご意見等は抜粋・要約して掲載しています。
※全ての内容については町ホームページに掲載するとともに、役場地域戦略室・町公民館・屈足支所に印刷したものをご用意していますので、ご自由にお持ちください。
・10月15日(火)上佐幌会場…参加6名
・10月16日(水)屈足会場…参加8名
・10月26日(土)新得会場…参加11名
・10月30日(水)トムラウシ会場…参加15名
令和6年度ぽっかぽか心トーク 参加者計40名
◆生活・環境・交通・防災に関すること
○太陽光パネルについて
太陽光パネルの設置をゼロにする事は難しいですが、パネルの近くに住む人が妥協できる範囲で規制できるよう条例をうまく使っていく事が重要だと思います。条例の制定を知らない人がまだまだいると思うので、継続して町民にお知らせしていく事が必要だと思います。
→町では令和6年9月1日より、太陽光発電施設の設置及び管理に関する条例を施行しました。条例では設置禁止区域を指定したほか、それ以外の区域についても周辺住民等への説明を義務づけるなど、周辺の生活環境への配慮を目的としたものです。今後も継続して町民への周知に努めていきます。
○新得中学校周辺について
新得中学校の東側の歩道が砂利が出ており危険なので、整備をお願いします。また、新得中学校の旧校舎にあわせた横断歩道がいまだに存在しておりますが、もう必要ないと思いますので、撤去してはどうでしょうか。
→新得中学校東側歩道の砂利部分については令和6年度中に補修します。横断歩道の撤去については、北海道公安委員会の判断となりますので協議いたします。
○施設の老朽化について
屈足支所の老朽化が著しいです。将来を見据え、防災拠点になると思うので、整備すべきだと思います。「建て替えて」とは言いませんが計画的に修繕してほしいです。
→施設の修繕等に関しましては、長期間にわたる修繕の計画を立てる予定で作業を進めています。軽微な修繕等は適宜、優先順位付けをしながら対応しているところではありますが、お気づきの支障箇所がございましたら、屈足支所へご報告、ご相談いただけますと幸いです。
◆生活・環境・交通・防災に関すること
○カラスの糞について
神社橋の両脇がカラスの糞でひどく汚れています。新得神社の手洗い場では、カラス除けの対策として、テグスを張って一定程度の効果があるようでした。春には花見に訪れる方もいるので、町でも対策をお願いします。
→カラスの有害駆除を進めるとともに、糞を落としている状況は確認しておりますので、カラス除けや清掃などの対策を行います。なお、町では有害鳥獣駆除としてカラスを捕獲しておりますが、実績として令和2年度は802羽、令和3年度は830羽、令和4年度は842羽、令和5年度は955羽と実捕獲数は年々増加傾向にあります。引き続き、カラスを含めた有害鳥獣の捕獲を行っていきます。
○地震発生時の災害対応について
いざ起こった時に考えるのではなく、事前に対策を考えていくことが必要だと思います。また、町外の被災者の受入体制も考えた方が良いと思います。
→災害は事前に分かる災害と急に来る災害があります。どちらにも対応できるよう日頃からの訓練及び町民の皆様の防災意識の向上を図ってまいります。被災者の受入についても、実際に災害が起きたタイミングもございますが、空いている町営住宅を提供するなど進めてまいりたいと考えます。
○タクシー券について
現在発行されている500円のタクシー券ですが、使用するとお釣りが出ないので、100円のタクシー券も出してくれるとありがたいです。
→現福祉交通費助成制度の前身である重度身体障害者及び高齢者交通費助成制度では、100円・200円・400円の券を発行していましたが、額面が細かいことでタクシー会社及び町の管理事務が煩雑になり、同時に券の印刷経費がかさんだことから、関係機関と協議の上、平成31年より、現行制度の500円の券に統一したところであり、引き続き現状の額面で対応してまいります。
○そばくるについて
利用者の少ない便は削って、浮いた予算をもっと有効に使ってほしいです。高齢者が買い物に行く時間帯の便を増やすなどの対応をお願いしたいです。
→そばくるについては、利用実態等を調査した上で、ダイヤ見直しを随時検討しています。また、高齢者の交通手段の1つとして、自家用有償旅客運送の導入に向けて、関係機関と協議をしています。
○医療機関について
新得では受診できる医療機関が限られているので、巡回で清水や鹿追から来てもらえると助かります。(眼科や皮膚科)
→町内では新得クリニックの協力のもと、保健所許可により屈足で巡回診療を行っております。巡回診療については制約が大きく難しいですが、遠隔診療について先進事例も含め調査をしています。遠隔診療もできることに制限はありますが、今後地域医療充実のため関係機関と協議を進めていきます。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>