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自治体の皆さまへ

ぽっかぽか心(しん)トーク〜町民の皆さんと町長の懇談会を開催しました〜(2)

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北海道新得町

◆町の取り組みに関すること
○新得山スキー場について
ここ数年は降雪量も少なく、営業期間が短くなっています。冬の体力保持・増進などを目的として、人口降雪機を使って営業期間を長くしてほしいです。

→人工降雪機の導入で最も必要なものは水源です。まず水の確保が可能かどうかを踏まえ、導入については費用やメリット・デメリット、人員の確保などの課題を整理して検討します。

○土地の利活用について
町営住宅を取り壊した後の土地の再利用方法がまだ決まっていないと思いますが、家庭菜園をやりたい人に貸すのはどうでしょうか。周りの声を聞くと、一定数の需要がありそうな気がします。

→今後の住宅計画と併せて、未利用地の有効利用が出来るようにしていきます。

○大型事業の次に考えていることについて
駅前再整備や道の駅など大型事業が相次いでいますが、次の事業は何を考えていますか。観光客などが新得に来る機会が増えると思うので、そば、お菓子、チーズなどの商材をより多くの人に売る・知ってもらうだとか、何か「商品」を若い職員の発想で考えられないか。

→駅前施設や道の駅の整備効果を高めるためにも、お土産品や特産品の開発については、商品の販売者となりえる駅前施設の運営予定者である新得タウンマネジメントや町内事業者と連携し製品化に向け検討を進めていきます。その際には町の職員に限らず、若者の発想を取り入れるよう可能な限り努力していきます。

○ふるさと納税について
納税額が約5,000万円となっていますが、実際に町に入ってくるお金はどれくらいですか。

→ふるさと納税の返礼品経費は寄附額の3割以内、また郵送料、広告費、委託料などと返礼品を含む経費総額は寄附総額の5割以内にすると国基準で定められており、実際に町に入ってくるお金は約1,900万円となります。

○空き家情報について
空き家を町内で見かけますが、空き家の購入を検討している人はどこが窓口になっているか分からないと思います。情報の出し方を工夫しないといけないと思います。

→町では空き家バンクの運営として、空き家所有者の方から売りたい、貸したいといった希望があった物件についてのみ町HPに掲載しており、家の中の片付けが進んでいないためなどの理由で、掲載に至っていない物件が少なからずあります。今後、空き家に関することについてお気軽にご相談いただけるような体制整備に努めます。

○トムラウシの住宅について
トムラウシにも町営住宅や賃貸アパートを作ってほしいです。住宅がなくて移住を諦めた人を何度も見ています。

→町営住宅としてはいろいろな制約があり建設は難しい状況です。課題はありますが、民間の賃貸住宅の建設に向け、地域の皆さんの力を借りながら努力していきます。

◆子ども・子育て・教育に関すること
○こじか園について
山村留学を含まない3人以上の子どもがいたら、こじか園を再開できるという話を聞きましたが、それだと住みたくても住宅がないから諦める人たちが多くて、いつまで経っても再開できないと思います。

→こじか園の再開については、3歳児以上の利用者が複数人いることや、複数年利用が見込まれることが必須であるため、現状では再開の見通しはない状況です。住宅についてはP6一番下の「トムラウシの住宅について」の回答をご覧ください。

○北飛翔などを鑑賞する機会の創出について
町内の子どもたちに劇を意図的に見せる機会を作ってほしいです。大人になった時に思い出したり、アイデンティティを育てるためにも必要な機会だと思います。

→新得町を創った先代方への想いを小さな頃から伝え、子どもたちへ伝承されていくことが何より重要なことと認識しております。北飛翔II・IIIのDVDや、開町110周年記念絵本「しんとくうるわしの里」もございますので、お気軽にご利用ください。

○山村留学のPRについて
町のホームページにも山村留学について載ってはいますが、簡単にはページに辿り着かないところにあります。もう少し分かりやすいところに掲載してほしいです。また、移住だけではなく山村留学に特化したポスターを作成して、道外各地で宣伝してほしいなと思います。

→現在の町ホームページにおいて、トップページ中段に「トムラウシ山村留学」のページが掲載されております。町ホームページ内や検索サイトにおいて「山村留学」と検索していただいた際に、新得町の該当するページが表示されますが、わかりやすく情報を取得できるよう引き続き工夫します。また周知する方法については、紙媒体だけでなくSNSを含めて検討し、今後も町外に対して周知を進めていきます。

○高等支援学校の出口対策について
高等支援学校生徒の出口対策は車の運転免許を保有しているかどうかがネックとなっていると思いますが、例えば親の送迎などで移動の問題が解決するなどの情報が、受け入れ側で把握できれば、雇用について検討ができると思います。

→高等支援学校からは、自動車運転免許を保有していない生徒は、公共交通機関を利用して通勤できる企業や送迎がある企業を選んで就職していると伺っています。どうしても移動手段が確保できなくて、希望の就職先をあきらめる生徒もいると思いますので、受入を検討する企業側が、送迎の実施も含めて検討を頂ければ生徒たちの選択肢も増えると伺っています。

○サークル活動について
芸能芸術祭屈足地区での舞台部門が今年は開催されませんでしたが、サークル活動に人が集まらないことが大きな理由と聞きました。屈足で産声を上げたサークル活動がだんだん無くなってきているのですが、何か未然に防ぐような方法はないでしょうか。

→今年度の町民芸能芸術祭:屈足舞台については、出演団体が少なく、また地域の観覧者も年々減少していることから、実行委員会にて協議した結果、中止となりました。本町では文化・スポーツを含め、多様な団体が活動していますが、どのような団体があるのか知らない方も多いものと思われます。そこで社会教育課では現在、団体一覧などを掲載した生涯学習冊子(仮)の製作を計画しております。

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