新得町長 浜田正利
最近の出来事から4点お伝えします。
1点目は、11月14日に新得町体育連盟主催の「令和6年度スポーツ賞表彰式」に出席させていただきました。個人、団体で重複して表彰された選手もいましたが、延べ80人の選手が表彰され、例年と比べると受賞者の数が多いことに驚きました。一番必要なのは本人の努力ですが、家族、指導者の方々の協力のおかげで良い結果に繋がっていると思います。これからも更なる高みを目指して努力をしていただければと強く感じました。
2点目は、総選挙が終わりましたが、その後「103万円の壁」という言葉が、新聞・テレビなどを賑わせています。簡単に説明すると、会社員の年収(1~12月分)が103万円までは国の税金がかからない(町の税金は100万円まで)事を指しています。当然、年収を計算しながら働く時間を決めていくことになりますので、どこかの時点で、これ以上働けない・働かない人が出てくると、結果的に人手不足に拍車をかけることになります。町内の働き手不足解消のためには、壁をもう少し高くして働ける方を増やしていただきたいと思う反面、税金の考え方が現行どおりであれば、新得町では約1億円の税金が減ると試算されます。国として、この問題についてどのように進めていくのか、引き続き動向を注視していきたいと思います。
3点目は、年末に向け新聞記事を整理していると、「歯周病は全身疾患を来す」という見出しが目にとまり、改めて読み直しました。歯周病は、歯や口の中だけの問題と思っていましたが、糖尿、肺炎、敗血症、ガン、心筋梗塞、認知症など全身疾患の関係性が注目を浴びているようです。歯磨きはもちろんですが、定期的な歯科医院の受診をぜひおすすめしたいです。
広報の届くころには、役場新庁舎への引っ越し準備が進み、落ち着かない年末を迎えていると思いますが、皆さんへのサービスには支障が出ないように進めていきたいと思います。また、1月中には不要になった備品類の処分を進めますが、できるだけ皆さんに再利用をお願い出来ないか、とも考えています。詳細が決まり次第お知らせをさせていただきます。
町民の皆さんには、本年も町政全般にご協力をいただきましたことに心より感謝申し上げます。来年も様々な動きがあると思いますが、平穏な一年になるよう私たちも努力をしていきますので、変わらぬご協力を切にお願いします。みなさん良いお年をお迎え下さい。
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