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クローズアップ No.283

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北海道新得町

松本国際高等学校(長野県)サッカー部
北西 徹平(きたにし てっぺい)さん(18)(新得町出身)

第102回全国高校サッカー選手権大会に出場した、松本国際高等学校サッカー部に所属する町内出身の北西さんに、3年間の想いや今後の目標などをお聞きしました。

●3年間の高校サッカー生活を終えて、率直な感想を聞かせてください。
本当に一瞬のような3年間でした。この3年間は良いことばかりではなく、苦しんだ時期の方が長かったように感じますが、夢だった全国高校サッカー選手権大会への出場を果たし、メンバーの一員として戦えたことに嬉しく思います。

●サッカーを始めたきっかけを教えてください。
幼い頃、父がサッカーをしている姿を見て、自分もボールを蹴り始めた事がきっかけです。小学生のときに少年団に入団し、本格的にサッカーを始めました。監督の北野則泰さんには、通常の練習に加え、ほぼ毎日朝練でも、ご指導いただきました。
私のサッカー人生は、新得町の素晴らしい環境から始まりました。

●進学先を松本国際高校に決めた理由を教えてください。
自分には全国大会に出場したいという目標があったので、全国大会出場常連校の松本国際高校を選びました。
また、親元を離れて寮生活を経験し、自立をしたかったことも理由の一つです。

●普段はどのような練習をしていますか?
部活の練習は、毎週月曜日がオフで平日はトレーニング、土日は県外の高校と練習試合などを行っていました。
火曜日はフィジカル系のトレーニング、水曜日は走るトレーニングがあり、毎週その日を迎えるのがキツかったです(笑)

●試合で大切にしていたことはありますか?
チームの為にとにかく謙虚に全力でプレーをしていました。
自分は特別に何かが優れているわけではないので、日頃から朝練や練習後のウエイトトレーニングを欠かさず行い、試合で結果を残せるように努力を重ねていました。

●高校サッカーを通じて得たものはありますか?
サッカーだけではなく、挨拶や礼儀など、高校3年間で人としても成長することが出来ました。
また、一番感じたことは両親への感謝です。たくさん心配や迷惑をかけましたが、それでも一番自分のことを応援してくれていました。そんな両親へ全国大会に出場した姿を見せられたことで、少しは恩返しすることが出来たのではないかと感じています。

●今後の進路・目標を教えてください。
選手としてのサッカー人生は高校を最後に区切りをつけ、今後は夢であるJリーグの選手をサポートする、クラブのマネージャーを目指して新潟の専門学校へ進学する予定です。夢を応援し続けてくれる両親の思いに応えるためにも、必ずJリーグクラブへ就職したいと思っています。

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