≪特集≫令和6年度の予算と主要施策(2)

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◆優先的に取り組む施策(1)
[重点]ゼロカーボンシティ関連事業
2050年のカーボンニュートラル実現に向け、「新得町地球温暖化対策実行計画」に基づいて各種事業を進めていきます。
・省エネ性能に優れた庁舎の建設(ZEB　Ready庁舎)、公共施設のLED化の推進、公用車に電気自動車を導入するなど、電気・燃料使用量の削減を図ります。
・森林の整備や木材利用などの取組みを推進し、豊かな森林資源を守ることで、森林吸収源の持続的な確保と拡大を図ります。
・研修会などを開催し、町民の皆さんへの普及活動を推進します。

▽関連事業
・役場庁舎建設事業(ZEB　Ready認証)
・Jクレジットプロジェクト制度の活用[新規]
・電動生ごみ処理機購入事業補助[拡充]
・民有林振興事業
・町有林整備事業
・公用車の電気自動車導入
・町民への啓蒙普及活動
・照明LED化推進

◆優先的に取り組む施策(2)-1
[重点]駅前周辺再整備事業　14億2,590万円

○複合施設建設工事　11億4,062万円
まちの新しい顔となる複合施設を建設します。令和7年6月開業予定です。

○駅前周辺再整備実施設計業務委託　5,410万円
令和7年度建設予定の、温浴宿泊施設建設並びに駐車場整備にかかる実施設計業務を委託します。

○ジオラマ制作業務委託　650万円
鉄道遺産スペースに設置予定の、SL時代の新得駅前を再現したジオラマの制作業務を委託します。

○案内サイン設置工事　1,000万円
駅前周辺施設へ観光客を誘導するため、国道38号線沿いに誘導用情報案内サインを設置します。

○駅前広場街路事業工事　2億1,401万円
舗装やキャノピー設置などの駅前広場整備を行います。令和7年4月から供用開始です。

※駅前周辺整備事業については、今号の12～19ページに掲載しています。

◆優先的に取り組む施策(2)-2
[重点]道の駅・スマートIC整備推進　8,523万円

○道の駅整備概略設計業務委託　2,566万円
道の駅整備に向けた、デザインにかかる概略設計業務を委託します。

○道の駅整備事業者選定支援業務委託　763万円
DBO方式による道の駅整備に向け、事業者の選定に関する審査や基本設計モニタリングなどの支援業務を委託します。

○用地確定測量業務委託　1,930万円
スマートIC及び道の駅の事業敷地における、用地買収範囲確定測量を委託します。

○スマートIC接続道実施設計業務委託　693万円
道道インター線からスマートICへ接続する町道整備の実施設計業務を委託します。

○新得西8線他道道路設計業務委託　2,568万円
道の駅への電線経路確保のため、町道改修に向けた、用地測量、道路排水の設計を委託します。

○その他関連経費　3万円
検討委員会委員謝礼など

◆優先的に取り組む施策(3)
[重点]町民の利便性やサービスの充実に資するデジタル技術の活用推進
国は、デジタル社会のビジョンの実現に向け、住民に身近な行政を行う自治体、とりわけ市区町村の役割は極めて重要であり、自治体がDXを推進する意義は大きいとしています。
本町においても令和4年度にDX推進プロジェクトを立ち上げ、地域の課題抽出や課題解決に向けたロードマップの作成を行ってきました。
令和6年度においては、ロードマップをベースに、町民や事業者のニーズを正しく捉えるための準備期間としています。単なるデジタル化を目的とせず、新得町の目指す姿を実現させるための手段の1つとして、着実にDXを前進させていきます。