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自治体の皆さまへ

町長室からこんにちは

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北海道新得町

新得町長 浜田正利

最近の出来事から三点お伝えします。
一点目は、5月9日に行いました市街地の河川清掃についてです。例年、町民の皆さんの協力をいただき実施しており、今年は162人が参加し、大量のごみを回収する事ができました。現在のところ明確な理由は分からないのですが、昨年の回収量約390kgに対し、今年は4分の1にあたる約90kgの回収量でした。
また、役場職員も4月26日から班編制を組み、ボランティア活動の一環として道路側溝などのごみ拾いを行いました。河川や道路(国道・道道・町道・林道等)、公共施設、他人の土地などに捨てられるごみ、街中のごみステーションに置かれている分別されていないごみなどには、モラルを越えた問題と思い、呆れるばかりですが、今後もまちの環境を保つため、ごみ拾いの実施を継続していきたいと思います。

二点目は、5月25日に屈足消防団創設100周年記念式典が、安久津第11代消防団長のもとで挙行されました。顧みますと、ちょうど百年前の大正13年5月に私設消防組として、地域の安心、安全を守るために地域住民の方々が創設したもので、以来100年の歴史を刻んできました。式典の終了後に、祝賀会が執り行われましたが、手打ちそばをはじめ、地元の料理が振る舞われるなど、細やかな気配りを感じながら、和やかな雰囲気の中で時間が過ぎていきました。祝賀会の途中では、過去の災害現場の記録写真や映像がスクリーンに映し出され、消防関係者の数名がインタビューに答える場面があり、その時々の苦労が心に伝わり、改めて屈足地区の皆さんの団結力を強く感じる式典でした。これまでの100年の歴史に敬意と感謝を申し上げますとともに、これからの団員各位の活動全てが地域社会を支え、担い手としてご活躍いただくことを切にお願い申し上げます。また、地域の皆さんにおかれましては、消防団の応援団としてご協力をお願いします。

三点目は、5月24日に自衛隊鹿追駐屯地三浦司令から「陸上自衛隊をより身近に」の演題で防衛講話を聴く機会がありました。自衛隊の必要性や日頃の活動など、普段馴染みのない話もありましたが、演題のとおり自衛隊の活動が身近な話と感じました。特に、平成28年の台風被害時の給水支援、お風呂設置、毎年開催している新そば祭りでの給湯支援などを思い出しました。
また、昨今の日本近海での動き等、日本の置かれている状況を多少理解出来たと同時に、これからも安心して日々を暮らすために、何をしていくべきなのかを考える機会となりました。

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