◆新刊から紹介 注目の一冊
愚かな者の石/河﨑 秋子
明治18年初夏、瀬戸内巽は国事犯として徒刑13年の判決を受け、北海道の樺戸集治監に収監された。同房の山本大二郎は囚人の欲望を膨らませる、夢のようなホラばかり吹く男だ。翌春、巽は硫黄採掘に従事するため大二郎とともに道東・標茶の釧路集治監へ移送される。二年におよぶ苦役で目を悪くした大二郎は、樺戸に帰還後の明治22年1月末、収監されていた屏禁室の火事とともに姿を消す。山本大二郎は、かつて幼子二人を殺めていた…。
◆新着図書
▽一般書
・谷から来た女/桜木紫乃
・古本食堂 新装開店/原田ひ香
・赤と青のガウン/彬子女王
・関心領域/マーティン エイミス
・身近な人が亡くなった後の手続のすべて改訂版/児島明日美(他)
▽児童書
・ちょっぴりながもちするそうです/ヨシタケシンスケ
・中高生のスポーツハローワーク/学研プラス
・わたしは食べるのが下手/天川栄人
・girls/濱野京子
・どっちが強い!?ブッとび動物オリンピック編/xベンチャーオールスターズ
◆特集コーナー
『夏休みおすすめ図書』
もう少しで夏休みが始まりますね。読書感想文の本は決まりましたか?
図書館には小・中学生におすすめな本を多数ご用意しています!
期間:7月中旬から8月中旬
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