文字サイズ
自治体の皆さまへ

町長室からこんにちは

17/19

北海道新得町

新得町長 浜田正利

厳しい環境の中でも、「明るい明日」を感じた出来事から4点報告します。

1点目は、新得町農業協同組合の第94回通常総会が5月24日に開催されました。様々な要因から、厳しい経営環境下ではありましたが、そんな中でも令和5年度事業として、約1億1千万円の当期利益、約1億円の配当がなされる決算報告があり、町にも465万円の配当金がありました。同時に農業に関係する業種も、裾野も広く各方面に経済効果がでており、改めて農業は持続可能な産業の典型だと感じています。食料は国民の安全保障の一つであり、これからも、国、北海道とともに様々な連携を深めながら、新得町としても農業政策を推進していきます。町民の皆さんのご協力、ご理解をお願いします。

2点目は、令和6年度西十勝森林組合通常総会が5月30日に開催され、令和5年度の事業について総取扱高、損益など計画以上の数字が報告され、当期剰余金は約1,800万円、配当金は約720万円と説明があり、町にも約200万円の配当金がありました。過去の森林組合が多額の負債(債務超過状態)を抱え平成14年度から再建をスタートし、組合員、役員、職員の努力により12年間で再建を完了させたことを、総会中に思い出し、今の組合があるのも当時の方々の努力だと強く感じたところです。山づくりは環境面からも大変重要だと思います。将来に向けて組合の存在感は益々重要になってくると思いますので、今後の組合員、役職員の一層の活躍に期待をするところであります。

3点目は、6月5日に町内の事業所(公的機関・会社)の20名を超える代表の方々と、高速道路の4車線化の工事現場を視察させていただきました。工事現場からは、スマートインターチェンジ設置予定箇所を遠くに見る事ができました。改めて早期完成を強く願ったところです。

4点目は「北前船寄港地フォーラム」についてです。同フォーラムは、江戸時代に物流のネットワークと地域間交流の役割を担っていたという北前船の伝統を現代に生かし、関係自治体が連携して地方創生に寄与することを目的として開催されており、今年は釧路市をメイン会場に6月28、29日に行われました。フォーラムの開催に先立ち、帯広市の北海道ホテルで6月27日に開かれた「とかちエリア交流会」に出席し、地元十勝の関係者と、十勝の魅力や文化について交流を深めた中で、未来を考えながら行動されている方々が沢山いらっしゃると強く感じました。また、本州から39名が参加していることに驚き、それほどの魅力がある十勝を再確認する機会となりました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU