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第3セクターの決算状況

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北海道新得町

町の出資割合が50%を超える法人について、令和5年度の決算状況をご報告します。

◆(株)新得町畜産振興公社(町営育成牧場の管理・運営)

令和5年度は、放牧1,370頭、舎飼1,221頭、哺育689頭(いずれも1日平均)の預託数となりました。
牧草やデントコーンの収穫は概ね順調に進み、収穫量、品質ともに一定程度確保することができました。経営面においては経費の削減に努めましたが、飼料、肥料、燃料等が高騰する中、町内で多発したサルモネラ症の影響で預託頭数も減少し、厳しい経営を強いられた1年となりました。
今年度は、個体管理の適正化や飼養管理技術の改善に取り組み、コスト低減の徹底を図り、経営の安定化を進めて参ります。

▽町営育成牧場ってどんなところ?
広大な草資源を活用し、乳牛等の預託事業(一定期間牛を預かり育成して依頼主に返す)を行い、町内酪農家の労働力軽減、経営効率化を図っています。
牛舎、哺育舎等を備える新内牧場と、屈足牧場の放牧地の合計619ヘクタールは東京ドーム132個分の広さにあたります。

◆(株)新得観光振興公社(トムラウシ温泉東大雪荘の管理・運営)

令和5年度の入込客数は宿泊利用9,071人、日帰り温泉利用8,727人、計17,798人と令和4年度に比べて100.4%(84人増)となりました。
新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことや、登山客の増加により、上半期の宿泊者数が前年度に比べ増加しましたが、10月以降から宿泊者数が減少したことに加え、原材料費の高騰などから、収益の改善は進みませんでした。
収益の改善に向けて、少人数オペレーションへの切り替えによる人件費の削減や、物価高騰対応として、宿泊料金を値上げをするなどの対応を行った1年でした。

令和6年度は、道内随一の泉質を誇る秘境温泉の魅力を多くの人に伝えるため、引き続き積極的な営業活動とSNSを活用した情報発信を継続するほか、新しいトムラウシの価値の創造をコンセプトに、体験型サービスの企画実行や登山家の講演会、ミニコンサートを開催し、オリジナル商品の作成にも取り組み魅力向上を図ります。
また、お客様への最高の癒やしの提供に向け、新料理長による料理メニュー改良と魅力的なプランの開発や接客研修の実施によりサービスレベルの向上に努めます。
町民の皆様には特別プランをご用意しているほか、送迎プラン(7月中旬から8月中旬を除く)もございますので、お誘い合わせの上、是非ご利用くださるようお願いいたします。

▽東大雪荘の入込客数

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