◆町内を循環するバス
そばくるは町民の利便性向上を目的として平成25年から運行を開始した地域密着型のバスです。特徴としては、町内の主要な公共施設や医療機関、商業施設などを循環し、各停留所の間隔が短く、どこへ行くにも利用しやすいコミュニティバスとなっています。
さまざまな事情で自家用車に乗れない方がいると思います。そんな中、「そばくる」はどなたでも安心して、外出や移動の頼りになるバスです。今まで乗る機会がなかった方も、いざ利用してみると「ちょっといいかも」と感じていただけると思います。
みなさんを安心・安全に目的地へ送り届けるバス「そばくる」をぜひ利用してみましょう。
◆そばくるの利用ポイント
(1)バス運賃
どこで乗ってもどこで降りても乗車料金は100円
小中学生障がい者の方50円
小学生未満無料
▽毎月第4土曜日は無料運行デー!
第4土曜日が祝日の月は、第3土曜日が無料運行デーになります。毎月1日発行の広報お知らせ号のカレンダーに無料運行デーを記載しています。
(2)フリー降車
運行経路内で自由に降車できる「フリー降車」を実施しております。乗車時に降車場所を運転手にお伝えください。
・バス停以外の場所に停車することがありますので、そばくるの停車に備え、後方の車両は十分な距離を保って運転してください。
(3)バス停留所
高齢者の方にもわかりやすいよう、通常のバス停に比べ、表示板や字を大きくしています。
・ピンク色の停留所が目印です。バスは停車場のお近くでお待ちください。
◆そばくるをこのように利用しています
○部活の練習に
屈足中学校陸上部のみなさんは、学校の授業が終わると、屈足中学校から町民体育館までそばくるを利用し、そこから徒歩で練習場所であるピラサまで通っています。
2年生の藤田さんは「週に4日ほどそばくるを利用しており、本当にありがたいと感じています。バスに乗っている間は、陸上のこともそうですが、学校のこと、他愛もないことを話していて、非常にリラックスできています」と話していました。
○新得音頭の合同練習に
新得音頭保存会の普段の練習は、新得地区と屈足地区に別れて練習していますが、お祭りやイベントなどで演舞する際は、保存会員全員が集まって合同で練習しています。
宗像さんは「合同練習がある場合は、屈足地区のメンバーがそばくるに乗って練習場所である公民館まで利用しています。私用でも利用していますが、例えば行きはそばくるを使って、帰りの時間が合わない場合は、ハイヤーで帰ってくるなど、町の交通機関を工夫して利用しています」と話していました。
◆そばくるってこんなバス
▽乗りやすいバス
特徴は、車いすスペースのあるノンステップバスで、高齢者の方などが利用しやすいバスとなっています。座席数は17席あり、立ち席を合わせると乗車定員は32人となるので、団体の移動としても活用できます。
▽毎日5便運行
新得市街地区や屈足市街地区などを網羅し、主要な公共施設や医療機関を循環しています。
※毎週日曜、祝日、12/31〜1/3は運休
▽運行から12年目
これまで多くの町民の皆様に利用され、平成25年10月1日から運行を開始したそばくるは今年で12年目を迎えます。
◆そばくる運行路線図
本紙をご覧ください。
◆買い物、病院、サークル活動など町内どこへでも行けるバスそばくる乗ってみませんか?
今回乗ったのは…地域戦略室 小林 優駿さん
今回乗車して、町内のあらゆる場所に行くことができるそばくるは、改めて便利な交通機関だと思いました。
皆さんも移動手段の一つとして、そばくるをご利用ください。
[START!]
・10:17 「末広南」から乗車
広々とした車内です♪
・10:29 「フクハラ新得店前」で降車
・10:30~11:30 フクハラなど町内施設で買い物
・11:35 「フクハラ新得店前」で乗車
・11:37 「末広南」で降車
[GOAL!]
◆満足度向上を目指して
そばくるに乗車された方に対し、6月17日から29日までアンケートを実施し、そばくるの「利用目的」や「満足度」、「改善要望」などを聞き取りました。
利用目的は、「スーパーへの買い物」「医療機関への受診」「サークル活動の参加」「部活動の練習」などが挙げられ、満足度については乗客の7割以上が満足と回答しており、その理由は「頻繁に走っている」「100円でどこでも行ける」「停留所が近い」などがありました。不満と回答された方の理由としては「停留所が遠い」「時間が合わない」などがありました。改善要望については「運行時間の調整」、「経路の拡大」、「便数の増加」などの要望がありました。
今回実施したアンケート結果を参考にし、今後も町民の皆さんが利用しやすいバスの運行に努めていきたいと思います。
→地域戦略室地域戦略係
【電話】64-0521
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