6月10・11日、村役場隣の百年記念公園にて、公園内の電話ボックスに公開で絵を描き、創作する様子を楽しむ「電話ボックスアートイベント」が開催されました。
このイベントは、村地域おこし協力隊のトム・シューマッハさんが企画考案し、村観光協会が主催で実施。アートを村の魅力や観光に役立てようと初めて開催されました。
当日は、東京を拠点に国内外で活躍するストリートアーティストの北崎(きたざき)亜唯斗(あいと)さんを招き創作を依頼。公園内には、キッチンカーが出店し、来場者は創作の様子とともに軽食や飲み物を楽しみました。北崎さんは、電話ボックスのガラス面に筆やスプレーを使い描画したほか、指につけた塗料をはじく「スプラッシュ」と呼ばれる技法も駆使し創作。来場者は終始「すごい綺麗!」「おもしろい!」と思わず言葉を漏らし、創作に見入っていました。
「GARDENER/園芸家」と題し、完成した作品は、窓から身を乗り出した女性が外の草花に水を与える様子を描写。北崎さんは「村がまちの魅力の一つとしてアートを大切に育てる様子を思い描きました。この絵を通して日本中にアートの魅力を届けたい」と話していました。また、イベントを企画した観光協会は「写真スポットとして村内外から人が集まってくれると嬉しい。今後も同じようなイベントを開催したい」と話していました。
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