▼テーマ
いつまでもやりたいことができる体と心を!
▼今月の担当主任
介護支援専門員
紅露 加奈子
何をかくそう⁉私は今「推し活」で活力を養っています。「推し活」のためならどこにでも飛んでいきますが、50歳を過ぎたころから、体力がついてこないと感じるようになりました。もとから運動嫌いなため、私の足はたちまち悲鳴を上げます。このままでは「推し活」どころか、将来いつまで自分の足で歩けるか心配になります。
私たち40~50代の現役世代は、仕事、家事、子育て、介護と様々なことを抱え、自分の時間を作るのは至難の業でしょう。しかし、体力や健康に自信がなくなってきて、将来が心配になるというのも確かです。
人生百年時代と言われる昨今、約30年後には平均寿命が男性84.02歳、女性90.4歳に達すると言われています。また、若い人より高齢者の方が運動習慣があり意識も高いというデータもあります。実際に、村の元気な先輩の方々は、自主的にグループを作って運動に取り組んだり、地域のサロンでなじみの仲間とおしゃべりを楽しんだり、イベントに積極的に参加したり、ボランティア活動を継続したりなど、実に活動的な生活を送っていらっしゃいます。
このように、村には予防的な活動の場が様々にあり、介護を受けるまでの期間をできるだけ伸ばすべく、先輩たちは日々励んでいらっしゃるのです。現役世代の私たちも「いつまでもやりたいことができる体と心」のために、予防的な活動を高齢の方々だけのものとはせず、まずは関心を持つところから始めてみませんか?私も、村の先輩たちの元気の秘訣を見習って、まずはさぼらずに徒歩通勤と犬の散歩を続けることから始めたいと思っています。
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