○今月の担当
早瀬 慶四郎
◆しんしのつ産直市場のホスピタリティ
令和5年度のしんしのつ産直市場は、4月29日(土)から始まり、11月5日(日)までの191日間の営業を終えました。皆さまにはご案内の通り、夏場に各地で過去に経験したことのない猛暑が続き、農作物は各所で生育不良や品質低下が見られました。特に野菜や麦、豆類には大きな打撃となりました。産直市場のとうきび、アスパラ、トマト、ブロッコリーなど、例年多くのファンが買い求められる商品の供給が少なく、朝早い時間に品切れとなる日が多くありました。生産者農家さんのため息も多く聞かれ、何とか天候が持ち直すように祈る日々が続きました。
私たち産直市場の運営スタッフは、生産者農家さんの作物に掛ける『思い』『情熱』を伝えるべく、毎日の店頭管理に力を注いでいます。来店されるお客さまの「美味しかった」「しんしのつ産直市場には他の直売所にはない良い品物がたくさんある」という言葉をいただけることが何よりの励みになります。私たちはこの異常気象が続き、改めて生産者農家さんのご苦労を肌で感じることになりました。店頭の清掃や商品陳列の見やすさ、手に取り易さを工夫することは勿論ですが、より美味しい調理方法や保存方法など、来店されるお客さまに喜んでいただける声掛けを積極的に行って、ホスピタリティを高めて行きたいと思います。今年は『しんしのつ村』のファン・リピーターが更に増えて行き、また生産者の皆さんと共に喜び合えることを願っています。
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