文字サイズ
自治体の皆さまへ

生活困窮者等自立相談支援事業(1)

2/18

北海道新篠津村

◆くらしサポートセンターとは
「くらしサポートセンターとうべつ・しんしのつ」とは、生活困窮者自立支援法に基づき、北海道石狩振興局から当別町と新篠津村の社会福祉協議会が委託を受けて設置した相談窓口です。当別町と新篠津村にお住いの方を対象に、両町村合わせて4名で相談を受け付けています。

≪Check!生活困窮者自立支援法とは…≫
生活保護を受けておらず、経済的に困窮し、最低限度の生活の維持が難しい生活困窮者(高齢者・障がい者など様々な理由により生活に困窮している人)を救済する制度を定めています。

Q どのような相談を受けているの?

≪その他の相談内容は…?≫
他にも、家賃や家族のこと、仕事上の不安やトラブルなどの相談を受け付けました。多機関の連携を大切にしワンストップ型の支援を心がけています。
村社会福祉協議会
支援員 戸賀澤さん

◆支援内容のご紹介
○就労支援
就労支援は「職業紹介で就労が可能な方」「就労に向け一定の支援が必要な方」「就労に向けた準備が必要・一定の継続的かつ柔軟な働き方が必要な方」の3種類があり、それぞれに適した支援を行います。
当センターでは、身体や精神面の不調が理由で離職してしまった方、仕事が見つからない方などは、ハローワークと連携した就労支援を実施。ハローワークの支援では、就職支援ナビゲーターが個別で支援をすることで課題を解決し、就労先の決定に繋げています。就職支援ナビゲーターは、ハローワークの利用の仕方の説明、履歴書や職務経歴書の書き方の指導や添削、模擬面談の実施、就労先の斡旋などの支援を行っています。
令和5年度でこの支援を利用した方は8名。就労先の決定に繋がった方は7名でした。

「相談者との信頼関係を大切に」

〔例〕
勤務先の業績悪化に伴い離職したAさん。その後の仕事が決まらず、収入が減り生活困窮に陥ったため当センターへ来所しました。
就労先の決定を目標として、ハローワーク札幌北と連携した支援を開始。「就職支援ナビゲーター」と当機関の支援員による「就労支援チーム」を構成して支援を行いました。担当者制による継続的な職業相談を行い、履歴書と職務経歴書の添削、模擬面接を実施。支援期間2ヵ月で正社員採用に繋げることができました。

○家計支援
家計の管理ができず困窮に陥った方に対して、支援員が家計の「見える化」を行い、相談者が家計を管理できるように支援を行っています。現在、利用者は9名。「見える化」を行うことで支出の整理と不要な支払いの見直しに繋げています。

〔例〕
自身で家計管理ができず、債務や滞納を繰り返し生活困窮に陥ったことで当センターに相談したBさん。家計改善支援事業の申請を行い、支援員が1ヵ月ごとで家計管理表を作成して、家計の「見える化」に繋げました。その結果、債務整理による支出の減少、生活の維持ができるようになりました。

≪Check!支援に係る村の相談窓口は…≫
村では保健センター内の新篠津村社会福祉協議会が窓口です。来所でもお電話でも受け付けていますので、まずはご相談ください。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU