UPDATE!!地域おこし協力隊(revitalize the community)

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■関係人口の創出と拡大に向けて
今月の担当：早瀬慶四郎

わが街新篠津村の冬の祭典「天灯祭り」が2月23日に行われました。大学生や村の青年団ボランティアの若い力が原動力となり、2千人もの参加者に大きな感動を与えました。
今年は年始早々に大きな災害や事故が続き、改めて何気ない日常の有難さを痛感することとなりました。誰もが家族や親しい友人の無病息災を強く祈ったことと思います。そんな私たちの願いを全て包み込んでくれるような天灯の優しい炎が寒風の空に光り輝き、とても幻想的な絵になりました。これからもこのみんなの祈りの気持ちがずっと繋がり続けて行くことを願っています。
コロナも落ち着き、国内外からの観光需要が回復して来ました。しかし旅行のスタイルは大きく変化し、見て歩きや食べ歩きよりも「心に贅沢な旅」を求める人が増えています。「モノ消費」よりも「コト消費」に、お金や時間を費やす方が多いようです。
たっぷの湯露天風呂から眺める夕日、天文台の芝生に寝転んで見る満天の星空、精米したての安心安全なお米、量販店にはない拘りの野菜等々、天灯祭りに参加された方々が新篠津村のファンとなり、リピーターとなって何度も足を運んで頂けるよう願っています。グリーンツーリズム、スローツーリズム、スポーツ合宿等の積極的な誘致により「交流以上定住未満の作り方」を工夫したいと思います。私たちは孫が遊びに来た時に迎えるように、心を込めておもてなししたいと思います。