■今ここから、明日に向かって
新年あけましておめでとうございます。
村民の皆様方におかれましては、希望にあふれ健やかに新春をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。
議会におきましては、一昨年より「7名(定数8名)」にて議会及び議員活動に精励してまいりました。この間、議会内において「議員のなり手不足をどう解消すべきか」若手議員中心に様々な角度から検討をしつつ現在に至っております。
今年6月。『村長選挙』と同時に、『村議会議員補欠選挙』が実施されます。この状況が解消されますよう特段のご理解ご協力、合わせてご指導ご撻のほどお願い申し上げます。
昨年、11月には「ふれあい学園」主催による新篠津高等養護学校演劇部の上演会がありました。演目は『イマ・ココ』。今ここにいて、ここで過ごす高校生活。その「一日」をその「一コマ一コマ」を少々コミカルに、それでいてリアルに、等身大のまま演じてくれていました。
〈私達は今ここにいる。大きな空に向かって。またたく星に願いをこめて。今、私達はここにいる…。〉
新篠津村は、本年開村百三十周年を迎える。開墾の鍬が入れられ、幾多の困難に遭遇しつつも、忍耐と不屈の精神により今日の姿がある。先達に敬意と感謝を表しつつ「今ここから、明日に向かって」歩み続けなければならないのだと。
本年が穏やかな実り多き年となりますこと、皆様方のご健勝ご多幸をお祈り申し上げまして、議会を代表して年頭のご挨拶といたします。
村議会議長 山元 栄
■学校における働き方改革
新年、あけましておめでとうございます。
村民の皆さまにおかれましては、益々ご健勝にて新年をお迎えのこととお喜び申し上げますとともに、本年が皆さまにとりましても本村にとりましても明るく希望に満ちた年でありますことをご祈念するところであります。
今、学校現場に直接かかわる教員のなり手不足が深刻な状況であります。教員のなり手不足を解消するため、「草の根教育実習」や「高校生インナーシップ」など各学校が今まで以上に教員志望者を受け入れていくことが求められています。同時に、教員の勤務時間に関わる「学校における働き方改革」も加速化していく必要があります。
この「学校における働き方改革」のねらいは、短期的には先生方が子どもたちと向き合う時間を確保することになり、中長期的には、学校教育の質の向上によってすべての子どもたちにより良い教育を実現することにあります。
文科省は教職員の「時間外在校等時間」を月平均20時間にしたいと考えています。この数値は「1日1時間」の時間外在校等時間を示しています。先生方の仕事量を減らすため、教員定数を増やすことが難しいことから、学習支援員や学校司書など村の会計年度職員を支援スタッフとして小・中学校を支援しております。今後もすべての子どもたち一人一人のために対応を図って参りたいと存じますのでご理解のほどお願い申し上げます。
村民の皆さまのご支援を心よりお願い申し上げ、年頭のご挨拶と致します。
村教育長 荒谷 順一郎
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