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自治体の皆さまへ

除排雪のお知らせ(2)

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北海道旭川市

■雪対策基本条例が制定されました
▽ルールやマナーを守りましょう
課題が多く、市民の関心も高い雪対策。市の責務や市民・事業者の役割と遵守事項を明記し、雪出しへの指導や勧告も盛り込んだ条例が制定されました。敷地内から道路に、みだりに雪を出すのは法律で禁止されています。

・除排雪の支障となる路上駐車は、やめましょう
・敷地内から道路に雪を出すのは、やめましょう
※詳しくは本紙10ページをご覧ください。

▽雪対策を知ることで過ごしやすい冬を
旭川市雪対策審議会会長 大野剛志(おおのたけし)さん

雪対策基本条例の詳細市雪対策審議会は、令和4年3月に市長から諮問を受け、条例について検討しました。条例の主な意義は、雪処理のルール遵守やマナー向上へ市民の意識を高めることです。宅地内からの道路への雪出しが道路幅を狭くし、救急車などの緊急車両を通りにくくさせ、雪山で子供たちが歩くのを見えにくくさせるなどの危険につながります。市や事業者に要望するだけでなく、一人一人ができることを考えたいですね。条例は市民が育てるもの。雪対策の現状を知り、生活道路の安全確保などの身近な生活課題を、地域のみんなで考えるきっかけになればと思います。

■〔除排雪の現場から〕路上駐車と障害物で、作業ができなくなることも
只石組オペレーター 渡辺大輔さん
只石組現場担当者 吉田勝之さん

冬も安心して道路を通行できるのは、交通量の少ない夜間の限られた時間に懸命の除排雪作業をする関係者がいるからこそ。除排雪を請け負う、只石組の吉田勝之(よしだかつゆき)さんと渡辺大輔(わたなべだいすけ)さんに、現場で感じることを聞きました。
現場で市民から多くの要望を受けると言う吉田さん。市の除雪作業は、降り積もった雪を道路脇にかき分ける方法で、こぼれた雪の処理は皆さんにお願いしていますが、「なぜ雪を持って行かないの」「間口の雪を片付けて」などの声があるそうで、作業への理解を求めます。また「排雪した翌日に道路に雪を出され、すぐ雪山ができていることもあります」と話します。
道路の雪を削る除雪グレーダを運転する渡辺さんは、路上駐車に頭を悩ませます。「車を傷つけないよう作業するので、効率が悪くなり大変です。通れない場合は1つの町内全体の排雪作業が後回しになるときもあります」とのこと。また、道路に物を置いたままにするのは禁じられていますが、吉田さんは「雪の中に残ったままにされると巻き込んでしまい、機械が損傷し、作業ができなくなる場合もあります」と明かします。
厳しい環境の中で行われる除排雪。円滑な作業ができるよう、ご理解とご協力をお願いします。

▽安全安心な除排雪には、マナーとルールの遵守が不可欠。皆さんの心掛けが住みよい旭川をつくります。
※「吉田勝之」さんの「吉」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。

詳細:雪対策課
【電話】25-6225

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