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【特集】旭川再起動予算(3)

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北海道旭川市

主な施策

【いじめ防止・教育・子育て支援】
いじめ問題については全国から注視されており、再調査委員会による真相解明と同時に再発防止の取組みが重要です。「子育てと言えば旭川!」と言っていただけるよう、各種子育て支援施策の充実や物価高騰対策、本市独自の奨学金創設等、子育て世代をしっかりと支えます

▼いじめ防止等に「旭川モデル」で取り組む
▽旭川モデルとは
市長部局にいじめ防止対策推進部を新設し、市長部局と教育委員会が一体となり、いじめ防止等に向けて対応

▽いじめ防止対策推進部を新たに創設
弁護士や心理士、スクールソーシャルワーカーなどの専門職や事務職12人に、教育委員会のいじめ対策担当から併任する6人を加えた18人体制の組織。いじめ未然防止対策や、相談体制の充実、問題発生時の迅速な対応などを実施

▼再調査委員会によるいじめの真相解明
▽いじめ重大事態の真相解明
教育評論家の尾木直樹氏らを委員とする再調査委員会を設置し、いじめ重大事態の真相解明について、引き続き調査を実施

▼中学生までの子ども医療費完全無償化
今年8月から実施
・中学生まで助成
・所得制限撤廃
・自己負担なし(保険適用分)
完全無償化

▼旭川市子育て世代包括支援センターwaka・ba(わかば)のさらなる充実
・妊娠期から乳幼児期までの切れ目のない相談支援
・第二庁舎の窓口とオンラインで接続
保育所の利用等の手続きなど

▽新年度から週末等プレイルーム活用
・育児講座や健康教室
・保護者同士の交流
・体験プログラム など
企業等と連携したイベント開催

▽妊娠・出生時に5万円を給付
「妊娠届提出面談後5万円支給」+「出生届提出面談後5万円支給」=「合計10万円支給」

▼学校給食費の支援
食材価格の高騰に対応するため、給食費改定に伴う増加分を全額公費負担

▼旭川独自の給付型奨学金
大学等の進学と生活に係る返還不要の奨学金
給付額:
・入学時に自宅外通学…50万円
・自宅通学…30万円
・2年生以降…毎年10万円
各学年最大100人に

▼旭川市立大学・短期大学部の開学
今年4月開学

【新型コロナウイルス感染症対策】
▼市民の生命と健康を守る感染症対策
▽現行の感染症対策の継続
・24時間コールセンターによる相談対応
・PCR行政検査、入院医療費の公費負担
・重症化リスクの高い施設等でのクラスター発生時の感染管理指導
・新型コロナウイルス感染症疑いの患者を診療する1次医療機関の支援
・ワクチン接種の推進など
2類相当から5類へ段階的に移行する5月8日以降は国・道の動向を見極めながら対応

【女性活躍の推進】
▼女性活躍推進部の設置
・女性の多様な働き方の推進
・デジタル社会に対応した女性の就労支援
・女性に係るワンストップ相談機能 など

▼女性デジタル人材・起業家の育成
デジタルスキルの習得や企業とのマッチングを支援し、デジタル社会に対応した女性の再就職や起業を促進

▼パートナーシップ制度の導入

【除排雪先進都市】
過去最大の当初予算規模 35億2,150万円を確保

▼除雪DXの推進(ICTの活用)
・除雪車両の一部に映像鮮明化装置を設置
・ETC2.0を用いた除排雪の効率化、高度化
・積雪センサー実証実験

▼持続可能な除排雪体制の構築に向けた取組み
・除雪の見える化(情報発信の充実)
除雪車両の走行経路や生活道路の排雪計画などを公開
・旭川市雪対策基本条例(仮称)の制定
・住宅の融雪施設等の設置費用を補助
・除雪車両の運転免許取得支援の拡充

【観光・スポーツ】
▼アドベンチャートラベル・ワールドサミット2023北海道に参画

▼旭川スポーツみらいアンバサダー(仮称)創設

▼1市8町での大雪カムイミンタラDMOがスタート

▼全国高等学校総合体育大会の開催
・男子サッカー
・男子バレーボール
・少林寺拳法

経済波及効果の推計 約4億円以上

【経済・まちづくり】
▼IT企業の進出を支援
▽IT企業進出支援補助金
最大23万円/月
最大36か月分828万円

▼コンベンションの誘致
▽コンベンション開催支援補助金
最大20万円→100万円 最大150万円

▼スタートアップ伴走支援
▽旭川市スタートアップ支援補助金
補助額最大100万円

▼デザイン創造都市旭川の発信
▽チーフデザインプロデューサー(CDP)の設置
・フードフォレスト旭川構想(仮称)をプロデュース
・デザイン都市旭川のデザインを統括
市役所内のデザインルールの作成とデザイン思考による行政サービス向上のアドバイス

▽ユネスコ創造都市ネットワークとの連携
・サブネットワーク会議(デザイン都市世界43都市)
2024年旭川開催へ誘致活動

▼買物公園のあり方検討会議の設置

▼地域公共交通の維持
・地域公共交通網形成計画の見直し
・路線バス乗務員の確保対策

▼航空路線の積極的な誘致活動

▼北彩都(きたさいと)でドッグラン試験運用

▼あさひかわ街あかりイルミネーションを抜本的に見直し、冬の代表スポットへ

※1次産業・ゼロカーボン、健幸(けんこう)福祉都市、機構改革・働きがい改革、DX・伝える広報の施策については、来月号に掲載します。

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